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[社説]候補一本化の準決勝に乗り出した鄭東泳院内第1党候補

[社説]候補一本化の準決勝に乗り出した鄭東泳院内第1党候補

Posted October. 16, 2007 07:37,   

鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一部長官が15日、大統合民主新党の大統領選候補に確定したが、まだ鄭候補を本選候補と見ることはできない。反ハンナラ陣営の候補一本化という「準決勝戦」が残っているためだ。鄭候補自らも、新党党内選挙の過程で、「候補に決定され次第、民主党、国民中心党、そして文国現(ムン・グクヒョン)前ユハン・キンバレー社長と候補一本化に着手する」と発言している。

反ハンナラ陣営の「ゴッドファーザー」となった金大中(キム・デジュン)前大統領も先月28日、ニューヨークで、「これまでは統合だった。これからは、新党と民主党、文候補が候補一本化で連合する努力をしなければならない」と指針を与えた。これに対して14日、「創造韓国党」発起人大会を終えた文氏は、「有り難いお言葉だ」と肯定的に応えた。16日に民主党候補に確定される李仁済(イ・インジェ)元議員も候補一本化を望んでいる。

新党は議員数141人で、院内第1党だ。大韓民国最大政党が192万人もの選挙人団を募集して、大統領選候補を選出しても、「私たちの候補は、まだ党内選挙候補にすぎない」と言わざるをえないのが、新党の現住所だ。謙遜してそう言うのではない。何の原則もなく、ただ「生き残ろう」と性急に党をつくり、幽霊選挙人団のうえに大統領の名義まで盗用するなど、これまでにない「無法党内選挙」を行ったためだ。このままで国民の前に出てこられないのだ。

候補一本化という反ハンナラ陣営の戦略的選択に、文句を言うつもりはない。判断は、結局は有権者がするだけだ。しかし、反ハンナラ陣営が、ほかでもない大統領選挙を原則もなく名分もない「低級な適者生存ゲーム」に追いやった責任は、必ず問わなければならない。

反ハンナラ陣営は、ただ「反ハンナラ党戦線構築」という目標の下、まるでサバイバル・ゲームでもするかのように、党内選挙候補一本化の多段階過程を踏んでいる。国民は眼中にもない。政党のアイデンティティや、候補の資質や適格性を見定める時間すら与えない。文氏はそれさえも「場外戦略」として、最小限の党内選挙の手続きも検証過程も避けた。

大統領選挙まであと2ヵ月しかない。候補を一本化をするなら、早くしてほしい。候補者登録期間(11月25、26日)が迫って候補を出し、選択を強要する稚拙な方法を使ってはならない。候補間の政策対決に集中すべき時に、「一本化ゲーム」を見物しろというのか。国民はそんなに馬鹿ではない。