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12万人の歓迎の人波…「盧武鉉」連呼なし

12万人の歓迎の人波…「盧武鉉」連呼なし

Posted October. 03, 2007 03:15,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は2日午前11時40分頃、平壌(ピョンヤン)市内の人民文化宮殿で、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の出迎えを受けた後、オープンカーに乗って歓迎式が開かれた4・25文化会館までカーパレードを行った。

カーパレードが行われた約6キロ区間の往復6車線道路の沿道では、平壌市民が花束を振って歓呼で迎えた。盧大統領へのこのような歓迎は、形式上北朝鮮の最上級のもてなしだ。

平壌市内でカーパレードを行った外国首脳は、金総書記の就任以来、これまで中国の江沢民国家主席が唯一だった。むろん、この期間に平壌を訪れた外国首脳の数は少ない。

北朝鮮は、外国首脳以外にも、国際大会で優勝した選手のために、平壌市内の歓迎カーパレードを行う。

盧大統領の歓迎内容を見ると、沿道に出た市民の数が、江主席の歓迎式の時や選手歓迎式の時よりも少なく、熱気も小さかったようだ。

歓迎の人が多かった凱旋門一帯のように住民が3、4列になった区間もあったが、1列に並んだ区間もあった。道路の両側に、1メートル当たり3、4列で10人ずつ立ったと仮定しても、全体の歓迎の人の波は12万人に達しないものと推計される。

平壌で組職される歓迎式にしては、非常に小規模だ。金総書記は、00年の南北首脳会談では、60万人の人が歓迎したと言っていた。

歓迎の群衆は、盧大統領を歓迎して「祖国統一」「私たちはひとつだ」「万歳」「歓迎」などと叫んだ。ただ、同日の歓迎の声には盧大統領の名前がまったく登場しなかった。

北朝鮮では普通、「歓迎、歓迎」と叫んだ後に名前をつける。「歓迎、歓迎、江沢民」「歓迎、歓迎、ケ・スンヒ」という具合だ。金大中(キム・デジュン)前大統領の訪朝の時にも、「歓迎、歓迎、金大中」という歓声を聞くことができた。

当初歓迎式が予想された祖国統一三大憲章記念塔から人民文化宮殿までは、通り過ぎる市民が、盧大統領の車に手を振った。

自転車に乗り、背に荷物を担いだ住民は見当たらず、女性はほとんどみな民族衣装を着て、動員された市民のようだった。しかし、歩きながら手を振るといった自然な姿は、普段、北朝鮮では目にすることが難しい新しい歓迎の風景だった。

このような歓迎行事に動員される住民は、通例朝早くから定められた区間へ行って、参加者名簿と身分証で身元の確認を受けた後、沿道に立つ。また、行事が終わった後は組職別に集まり、評価会を行って出席をチェックした後、解散する。

金総書記が登場する行事は、警備問題のため、周辺のアパートまで徹底的に統制し、窓から眺めて摘発されれば、平壌から追放されることもある。



zsh75@donga.com