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[オピニオン]印象づくり

Posted September. 19, 2007 08:02,   

「5分、10分もう少し寝たいからと、ハラハラしながら電車に乗り、タクシーに乗ってはいけない。わずか5分、10分で、あなたの能力が見定められるという事実を肝に銘じてほしい」。『幸福なランク2の成功法則』の著者であるキャリア・コンサルタントの朴スンジュ氏が助言する職場生活の成功の秘訣だ。早く出勤して上司によく見られれば、ランク2からランク1に上がるという話だ。利口なサラリーマンの退勤時間は上司が帰った後だという「不文律」も、印象をよくする威力のためだ。

◆顔の広い人は、朝食と昼食の約束は基本であり、1日に夕食を2度とることもある。多様な人脈を作って維持するために、影響力のある人への印象をよくする処世術の一つだ。上司への印象がよくて出世した官僚や政治家が少なくないのが現実だ。「目から離れれば、心からも離れる」というのが古今東西、変わらぬ人間関係の基本道理である。

◆政治家ほどよく見られることに神経を使う人もいない。政治志望者はもちろんのこと、現役政治家も、公認やより良いポストを得るために、党首や党役員への印象がよくなければならない。彼らは、有力政治家が現われる所であれば、招かれなくても駆けつけ、顔を出す。印象をよくする達人の政治家Y氏のニックネームは「幽霊」だ。有力政治家が写真記者と一緒の場合、どこからともなく現われ、一緒に写真を撮る。こうして撮った写真が、議員活動報告書に掲載され、地元選挙区にばらまかれる。

◆体がいくつあっても足りないほど忙しい大統合民主新党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)党内選挙候補は一昨日、金大中(キム・デジュン)元大統領の米国訪問を見送るために、仁川(インチョン)国際空港に駆けつけた。29日の光州(クァンジュ)、全羅南道(チョンラナムド)の党内選挙を控え、印象をよくするためだというのが世評だ。金元大統領が、「票田に行かなければならないのではないか。お先にどうぞ」と勧めたが、2人は金元大統領が飛行機に搭乗するまで、その場から離れなかった。金元大統領は、心の中では喜んだかもしれないが、2人は「ここまでしなければいけないのか」と考えたことだろう。

権順澤(クォン・スンテク)論説委員 maypole@donga.com