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偽博士の申貞娥氏、卞良均元室長を大統領府に2度訪問

偽博士の申貞娥氏、卞良均元室長を大統領府に2度訪問

Posted September. 13, 2007 03:26,   

「偽イェール大学博士」の申貞娥(シン・ジョンア)氏(35)が、昨年8月と9月の2度にわたって大統領府を訪問し、そのうち1度は、卞良均(ピョン・ヤンギュン)元大統領政策室長(58)に会うのが目的だったことが、12日、確認された。

大統領民情首席秘書官室が訪問者記録を確認した結果、申氏は昨年9月、卞元室長の執務室で卞元室長の補佐官に会い、卞元室長の個人所有の絵のディスプレーを助言した。

この時申氏は、面会申請書の被面会者欄に「卞良均」と書いたが、卞室長には会えなかったと、大統領府関係者は伝えた。当時、卞元室長は、企画予算処長官から大統領政策室長になって約2ヵ月経った頃だった。

このため、「申貞娥ゲート」を捜査中のソウル西部地検刑事1部(白欑河部長)は、復旧した電子メールの内容をもとに申氏の大統領府訪問の経緯と卞元室長の申氏庇護疑惑を把握するため、卞元室長を近く呼んで取り調べる方針だ。

これに先立ち申氏は、昨年8月にも、親交のあった政府省庁の公務員A氏(元大統領行政官)とともに大統領府を訪問し、大統領行政官B氏に会って、大統領府内を見学した。

検察は、卞元室長に対し、△申氏の東国(トングク)大学教授任用の過程およびニセ学位のもみ消しに関与したか、△光州(クァンジュ)ビエンナーレ芸術総監督に申氏が選任される過程に介入したか、△申氏が勤務した省谷(ソンゴク)美術館の後援金募集に影響力を行使したかについて、集中的に捜査する方針だ。卞元室長の通話記録および自宅や臨時居住先の鍾路区(チョンノグ)のホテルに対して検察が請求した家宅捜索令状を、裁判所が「個人のプライベートを保護しなければならない。申氏への家宅捜索はすでに行われた」として棄却したことで、検察は12日、再び令状を請求した。

また検察は、卞元室長が企画予算処と大統領府勤務時代に使用したコンピューターを確保する案を検討中だと明らかにした。

検察は12日、韓甲洙(ハン・ガプス)前光州ビエンナーレ財団理事長と、申氏が勤務した省谷美術館の展示会を後援した大企業関係者を呼んで調べた。

ソウル西部地検の具本敏(ク・ボンミン)次長は、「曹渓宗(チョゲジョン)寺院の住職たちが文化財保存費の名目で受け取った金の一部を申氏に渡したという報道は、口座追跡の結果では確認されなかった」と明らかにした。

いっぽう、卞元室長が企画予算処長官として在職した05年4月、洪起三(ホン・ギサム)元東国大学総長の教え子の小説家、李某氏(43)が、企画予算処長官の政策補佐官に任命された事実が確認された。

李氏が長官政策補佐官に抜擢された直後、東国大学で申氏の教授任用が話し合われ、05年8月頃、申氏の助教授任用が確定された。

これについて李氏は12日、「おそらく(洪前総長が)頼んだかもしれないし、ただ言っただけかもしれない。採用が決まった後、洪総長にあいさつに行った」と述べた。