
これぞ大韓民国の若者たちの覇気だ。
全世界の大学生たちのスポーツ祭典である2007年タイ夏季ユニバーシアードに参加する太極戦士たちが、相次ぐ負傷と体調の乱れのなかでも感動のドラマを描いている。
14日、男子柔道81kg以下級の金ミンギュ(25、水原市庁)は金メダルに劣らない「銀メダルへの闘魂」を燃やし、周辺に感動を与えている。
昨年9月、モンゴル東アジア選手権で優勝した金ミンギュは、16強戦でロシア選手の頭にぶつかって左目尻が3cmほど裂かれる負傷を負いながらも試合で勝った。包帯で出血と止めて準決勝戦に出た金ミンギュは、延長までもつれこむ接戦の末、ウズベキスタン選手を足技で下した。しかしグルジア共和国の選手と対戦した決勝で惜しくも敗北し準優勝にとどまった。
「テコンドー少女」イム・スジョン(21、慶煕大)も不屈の意思を貫いた。
2002釜山アジア大会で金メダルを取っているイム・スジョンは11日、タマサット大で開かれた女子フェザー級準決勝で、台湾選手に脚けりをする途中、左足の甲に大きな負傷を負った。
医療陣が試合放棄を薦めたが、イム・スイジョンは歯を食いしばって試合を続け、7−3で勝った。イム・スジョンはパンパンに腫れ上がった足のまま決勝戦に出たが、タイ選手を8−1で下す闘魂を見せて金メダルを首にかけた。
女子競泳のチョン・スルギ(19、延世大)も根性を見せ付けた。11日にあった平泳ぎ200mで金メダルを取ったあと、ひどいカゼにかかって体調を乱した。しかしチョン・スルギは点滴を受けて14日の平泳ぎ100m予選に出場し1分9秒98でゴールインし、韓国新記録を追加した。
hic@donga.com






