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[オピニオン]街角の会話

Posted July. 19, 2007 04:52,   

フランス・パリのセーヌ川の遊覧船でるバトー・ムッシュでは、韓国語が世界的な言語として使用されている。韓国語の説明とともに、1時間あまりノートルダム寺院をはじめ、川を挟んだ左右の観光スポットを見物して、韓国人は得意な気持ちになる。ルーブル博物館でも早ければ11月から韓国語の説明が開始されるという。韓国語が、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、日本語と並んで「ルーブルの公用語」として用いられるとは、うれしい驚きだ。よほど外国語に堪能でない限り、他国の言語で説明を聞きながら外国の博物館を見てまわるのは、楽しいどころか、かえって苦痛だ。

◆大韓(テハン)航空の168万ドル支援の約束が大きく功を奏したが、毎年ルーブルに足を運ぶ韓国の来場客9万人の力も一役買っているに違いない。博物館側は「わかりやすい」観覧環境をつくり、より多くの韓国人を呼び込みたいという思惑があっただろう。ルーブルの変化は「外国観光客の誘致作戦」にほかならないのだ。

◆「英語100文暗記運動」などを繰り広げて市民たちの英語力を上達させるという釜山(プサン)市の計画は、外国観光客の誘致作戦としてもっともらしくみえる。韓国観光公社の調査によると、コミュニケーションがとれない(59.5%)のが依然として外国観光客の不満のトップだからだ。自由と余裕を楽しむために海外に出かける外国人たちが韓国を訪れる可能性は、コミュニケーションの壁が高いほど減ってくるはずだ。観光大国になるには、全国の主な観光スポットの「街角外国語会話」のレベルアップが不可欠だ。

◆韓国国民の態度も変わるべきだ。ソウル世宗路(セジョンノ)付近の清渓川(チョンゲチョン)案内所には、一日20〜30人の外国人が尋ねる。ところが、そこのスタッフたちによると、多くの外国人がしばらく道に迷って困っていても、手助けしようとする韓国人はほとんど見かけないという。海外の大都市では、異邦人がうろうろしていたら、誰かが近寄って行って「Are you lost?」と先に声をかけ、進んで道案内を買って出る。外国人観光客に心やさしく親切な接し方をする国民が増えなければならない。たどたどしいコングリッシュ(韓国語っぽい英語)でも、親切な心構えと笑顔で対応すれば、外国人の心を打つだろう。このような行動がまさに国力であり、われわれ自身を幸せに導くものだ。

方炯南(パン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com