金大中(キム・デジュン)前大統領は13日、「今現在の大統領は民主党が中心になって当選させた大統領だ」として、「民主党を中心の次の候補を作るのが当たり前ではないか」と述べた。
金前大統領は同日、2000年の南北首脳会談7周年を迎えてSBSと行った対談で、このように述べた。金氏は、統合を「民主党への復帰」「地域主義の復活」などと批判するのを納得できないという態度を示した。
反面、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、その間の非ハンナラ陣営勢力の統合に向けた動きについて、大勢なら従うしかないとしながらもこれを地域主義への回帰だと批判してきた。金前大統領は同日、「民主党がある特定地域で強気を見せていたが、他域の人を排斥しているわけでもなく、またそういう見方からすると、野党も特定地域で圧倒的な支持を得ているのではないか」と言って、盧大統領とは違う認識を示した。これは民主党が湖南(ホナム=全羅道)の支持層の結集をベースに忠清(チュンチョン)地域と連携して西部ベルトを回復し、太陽政策の支持勢力を集めようというものと解釈される。
しかし、このような「金大中路線」は「盧武鉉路線」と緊張関係を形成せざるをえない。盧大統領は、「16代の総選挙で民主党は嶺南(ヨンナム=慶尚道)地域で13%を得票した。17代の総選挙でヨルリン・ウリ党は32%を得票した。もし、大統領選でウリ党が嶺南で32%を得票できると仮定すれば、勝つに決まっている」(8日、ヨンナム大学での特別講演)、「守旧勢力に勝たなければならないという名分で再び地域主義を復活させるのはいけない」(10日、6・10民主抗争20周年のあいさつ)と言って、金大中路線に異議を唱えてきた。
盧大統領の認識の根底には、「湖南基盤」の金大中路線に従っていては自分の「嶺南基盤」が瓦解されかねないという懸念が敷かれているというのが政界の一般的な分析だ。盧大統領がウリ党の無条件解体に反対し、参加型政権評価フォーラムとノサモ(盧武鉉を愛する人の会)などの勢力化に乗り出したのも同じ脈絡からだと見られる。
盧大統領が金前大統領の太陽政策を評価しながら、湖南地域での支持拡散を狙っている孫鶴圭(ソン・ハッキュ)前京畿知事に対して、「孫前知事がどうして汎与党勢力の候補なのか」と連日非難しているのもそうした力比べの一環だと見る見方が多い。
このため、非ハンナラ勢力の進路の主な変数の一つは金大中路線と盧武鉉路線の緊張関係がどのようにまとまるかになる見通しだ。統合派らは結局し2人の路線が収斂することを期待している。実際、非ハンナラ陣営の最終的な大統領選挙候補は金前大統領と盧大統領がお互いに了解できる候補になるだろうという分析が多い。金大中政権と現政権で要職を勤めた李海瓚(イ・ヘチャン)元首相の動きが注目を集めているのもそのためだ。
一部では現在、ハンナラ党を中心に進められている大統領選挙構図を覆しうる切り札が非ハンナラ勢力にない状況で、南北首脳会談が唯一な反転のカードになるだろうという展望も出ている。李元首相がこれを正確に見抜いて、3月以後、訪朝に乗り出したものだという話も多い。
しかし、金大中前大統領は北朝鮮の核問題を話し合う6者協議とは無関係に8・15以前に南北首脳会談を行うことを積極的に主張している反面、盧大統領は6者協議の進め具合を見極めながら推進しようという姿勢を示しているため、若干違いがある。
究極的に金前大統領と盧大統領が果たして同じ道を歩むかも未知数だ。ウリ党を離党したある初選議員は「結局、金前大統領と盧大統領は力を合わせるだろう。しかし、大統領選挙候補の選出に直接関与すると、大きな混乱を招きかねない」と述べ、ある再選議員は「金前大統領と盧大統領は最終的には分かれるしかない」と述べた。
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