韓国の中間層は国会と政府、大統領府に対し、最も不信を抱いていることが分かった。また、中間層が人生で最も重要な価値と考えているのは健康・家族・金の順であることが調査で分かった。
成均館(ソンギュングァン)大学のサーベイリサーチセンターと三星(サムスン)経済研究所は24日、第4次韓国総合社会調査を実施し、このような分析結果を得たと明らかにした。
韓国総合社会調査は2003年から例年実施されており、今回の調査は昨年、全国の18歳以上の男女1605人を相手に行われた。
アンケート調査対象者に、16の重要部門に対する信頼度を質問した結果、中間層(月平均の世帯所得の合計が200万〜499万ウォン)が最も信頼する社会機関の1位には金融機関、医療界、学界が並んだ。
一方、大統領府と地方政府、中央政府、国会はそれぞれ13〜16位とされ、最下位となった。
回答者の大部分は、政府の企業政策について規制を緩和すべきだという意見を提示した。
企業規制の緩和について高所得層(月平均の世帯所得計499万ウォン超)の71%と中間層の72%が「必要だ」と回答した。底所得層(月平均の総世帯所得200万ウォン未満)は63%がこれに賛成の意見を示した。
回答者はまた、大企業が韓国の経済に与えた影響について肯定的に考えていることが分かった。
高所得層の80%、中間層の77%、底所得層の73%が、大企業は国民経済に肯定的な影響を与えていると回答した。
韓国の中間層は、人生の最も重要な価値として、1位に健康を挙げた。2位は家族、3位は金、4位は友達、5位は宗教、6位は仕事、7位は余暇の順だった。
幸せな韓国人の7つの特徴は、△年齢が20〜30代と比較的若く、△(実際の所得と関係なく)相対的に上流層に属すると信じ、△教育水準が高く、△人と社会を信頼し、△家族と余暇を重視し、△宗教行事によく参加し、△深い信仰心があることなどだった。
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