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マラソンの李鳳柱とサッカーの李官雨、実の兄弟のような付き合い

マラソンの李鳳柱とサッカーの李官雨、実の兄弟のような付き合い

Posted April. 28, 2007 08:16,   

「兄さん、本当にすごいよ。おめでとう」

先月18日に行われた07ソウル国際マラソン兼第78回東亜(トンア)マラソン大会で李鳳柱(イ・ボンジュ、37、三星電子)が30メートルも遅れていたものの、大詰めで大逆転劇を繰り広げて2時間8分04秒で優勝すると、李官雨(イ・グァヌ、29、水原三星)は、携帯でメールを送った。とっくに引退していてもおかしくない李鳳柱が、これ見よがしに1位でゴールインしたのがとても嬉しかった。

李官雨にとって李鳳柱は精神的な支え。李鳳柱にとって李官雨は自分の他の夢を実現している実弟のような後輩だ。2人を結んでいる絆は情熱と努力だ。

李鳳柱は学生時代に叶えられなかったサッカーの夢を李官雨を通じて探している。李鳳柱は中学校の時まで優れたサッカーの才能を誇っていた。今でも三星電子陸上団では「ロナウド」で通じる。グラウンドに立つと、普段のあどけない姿は消えて毒蛇に変わり、90分フルタイムを駆け回る李官雨の熱意に惚れた。

▲04年五輪で初めて会い、実の兄弟のように過ごす〓30をとっくに超えていても世界の舞台を席巻している李鳳柱は、李官雨にとっては「プロ選手の見本」だった。2人ともお互いの姿をテレビだけで見ていて「本当にすごい選手」と思っていたところ、04年アテネ五輪が開かれる直前に初めて顔を合わせて以来、実の兄弟のように付き合っている。当時、李鳳柱が忠清南道儒城(チュンチョンナムド・ユソン)へ転地トレーニングに行った時、大田(テジョン)シチズンでプレーしていた李官雨を、知り合いを通じて紹介してもらい、お互いに「一目ぼれ」したという。

李鳳柱と李官雨が26日、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)三星電子陸上団トレーニング所で久しぶりに会った。李官雨が昨年、水原へ移籍して、李鳳柱の家の近くの華城へ引っ越してきたが、その間、お互いに会う機会は多くなかった。練習のスケジュールと試合の日程がギッシリ詰まっていたためだ。同日は、李官雨が25日、大田シチズンとの試合を終えて、午前に簡単な回復練習だけして時間の余裕ができたし、李鳳柱も27日、中国・昆明へ高地練習に行く前だったので、都合をつけることができた。

「兄さん、ゆっくり休みましたか?」「うん、最近大変だろ?」

ソウル国際マラソンを終えて回復期を持っている李鳳柱と、最近チームが5試合連続白星を取れずにいて焦りを募らせている李官雨。あまり会うことはできないが、お互いがどのような状況かをよく知っているというのが、挨拶の中ににじみ出た。李官雨が「兄さん、夕食おごるって約束じゃなかった?」と冗談を言い、李鳳柱が「おい、俺は最近暇だけど、お前が忙しかったんだろう」と言い、李官雨を抱いて明るく笑った。

▲厳しい練習日程の中でも会って、慰め合い励まし合う〓李官雨は、不惑の年を目の前にしても徹底した体調管理を通じて第二の全盛期を迎えている李鳳柱が、本当に羨ましい。「鳳柱兄さんのように、僕も長らく活動しなければなりませんが…。サッカーは選手生命が短いですけど、鳳柱兄さんのように本業に専念して、懸命に体調管理をすれば、もっと長くプレーできるんじゃないかと思っています」というのが、李官雨の言葉。李鳳柱は、「そのとおりだ。お前も長く活躍できるさ。精神力が重要なんだ。自分に厳しくし、計画に従って体の管理をすれば、十分、長く活躍できるよ」と話した。

李鳳柱は、暇さえあれば水原の試合を見に行く。1日、城南一和(ソンナム・イルファ)との遠征試合には家族総出で応援に駆けつけたが、水原が1—3で負けた。

「兄さんが来ていたから、何が何でも勝ちたかったのに…」(李官雨)

「分かるよ。お前が一番、熱心にプレーしていたよ。運がなかっただけさ。また次にがんばればいいんだ。人生は長いよ」(李鳳柱)



yjongk@donga.com