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金正恩氏「韓国の原潜推進で情勢は極度に悪化…核戦力を強化する」

金正恩氏「韓国の原潜推進で情勢は極度に悪化…核戦力を強化する」

Posted June. 24, 2026 08:56,   

Updated June. 24, 2026 08:56


北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が朝鮮労働党第2回総会で、韓国政府が原子力潜水艦(原潜)の保有を推進していることを非難し、「朝鮮半島(韓半島)情勢を極度に悪化させている」と主張した。そのうえで、「世界を圧倒できる水準」を目標に核戦力など国防資産の強化を止めることなく実行するよう指示した。韓半島情勢悪化の責任を韓国に転嫁し、核戦力強化の理由にした形だ。

23日、北朝鮮の朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党中央委員会第9期第2回総会が正恩氏の司会で20~22日に開かれた。総会は党大会が開かれない年に党のすべての事業を組織・指導する最高意思決定機関だ。正恩氏は会議で、「米国と韓国は域内での軍備増強と近代化の策動を日増しに露骨化させ、韓国の原潜保有まで推進している」とし、「朝鮮半島情勢を極度に悪化させている」と主張した。また、「韓米が核・通常戦力統合態勢など核要素を伴い、わが共和国を攻撃するための核戦争機構である『核協議グループ』の軍事的謀議の場を再び設けた」と述べた。韓国の原潜保有推進と韓米核協議グループ(NCG)会合の結果を韓半島の緊張を高める原因に挙げたのだ。韓米は11日、ソウルで第6回NCG会合を開き、「北朝鮮の非核化に対する共同の目標を確認した」とする共同報道声明を発表した。

特に会議では、「韓国を最も敵対的な国家と公認したわが党の対敵闘争原則を徹底して堅持しなければならない」とし、韓国に対する敵視方針も改めて公式化した。正恩氏は1万トン級戦略誘導ミサイル巡洋艦の建造事業や韓国と接する「南部国境」の要塞化完了も指示した。

正恩氏は核戦力強化の路線も重ねて強調した。同通信は今回の会議で、「核戦力を絶えず拡大・強化し、核保有国の地位を徹底して行使することこそ、複合的に変化する予測不能な国際軍事・政治情勢に主動的かつ自信を持って対処できる最も正確で唯一の道だという点で一致した」と伝えた。正恩氏は、「威力ある国防資産をさらに増やしていくための事業を引き続き止めることなく、徹頭徹尾われわれの方式で世界を圧倒できる水準を目標に強力に実行する」よう指示した。

慶南(キョンナム)大学極東問題研究所の林乙出(イム・ウルチュル)教授は、「韓国の原潜推進を口実に、自分たちの1万トン級巡洋艦建造と海軍基地建設、南北国境遮断措置に正当性を付与しようとする高度な政治的・軍事的計算だ」と分析した。

韓国外交部は23日、「われわれの原潜開発は、北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化など急変する韓半島の安全保障環境に対応し、わが国の安全保障を強固にするために推進するものだ」と明らかにした。


權五赫 hyuk@donga.com