日本の安倍晋三首相が26日、「(日本軍慰安婦問題について)首相として謝罪する」と述べたとロイター通信が報じた。
同通信によると、安倍首相は同日、参院予算委員会で、軍慰安婦強制動員問題の見解を問う野党議員の質疑にこのように答え、「河野談話に書いてあるとおりだ」と付け加えた。
安倍首相は軍慰安婦動員の強制性を否定する発言をしたが、国際的な批判を受けるや、11日にNHKに出演し、「心から謝罪する考えにまったく変わりはない」と明らかにした。
いっぽう、安倍首相の腹心である下村博文官房副長官は25日、日本軍が第2次世界大戦当時、軍慰安婦を直接募集したという事実を否定した。
下村副長官は、ラジオニッポンに出演し、「従軍看護婦と記者はいたが、『従軍慰安婦』ではなかった」と主張した。
そして、「軍慰安婦がいたことは事実であり、私は一部の親が娘を売ったと考えている。しかし日本軍が関与したという意味ではない」と述べた。
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