2007年トリノ冬季ユニバーシアードは韓国「ショートトラックの力」を確認してくれた大会だった。しかし、残りの種目は下位圏に止まり、冬季スポーツの多角的な育成が急がれる。
今大会でショートトラックは10種目のうち8種目を席巻し、韓国の国際スポーツ総合大会初めて、頂上に上り詰める決定的な役割を果たした。女子個人3000mと3000mリレーだけ中国に奪われた。
今大会に出場した韓国ショートトラック代表チームは事実上第2陣。アン・ヒョンスなど第1陣は中国の長春冬季アジア大会に出場した。
スピードスケーティングの奮戦も関心を集めた。李ガンソク(韓国体育大学)とイ・サンファ(フィギョン高校、韓国体育大学入学予定)がそれぞれ男女500mでトップになった。
2005年のオーストリア・インスブルック大会でノーメダルだったスキージャンプは銀メダル2個を獲得し可能性を残した。
しかし、韓国は種目別の偏りが依然として激しいという限界を露出した。韓国がメダルを獲得した種目は上記の3種目に過ぎなかった。
今大会で、8位の中国(金3、銀6、銅6)と9位の日本(金3、銀5、銅5)がショートトラックとフィギュアスケーティング、スノーボード、カーリングなど多様な種目で入賞したことと比較される部分だ。
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