北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、シンクロナイズドスイミング(以下シンクロ)の愛好家ということはよく知られている。9日、カタール・ドーハのハマドアクアティックセンターで開かれたシンクロチーム自由種目の決勝戦。試合前、あるオーストラリア出身の行事進行要員は、「金総書記の寵愛を受けている北朝鮮のシンクロがものすごく発展したと聞いた」と話した。
7人からなる北朝鮮のシンクロチームは同日、テクニックおよび自由種目の合計86.500で銅メダルを獲得した。アジア大会初出場で銅メダルの獲得という快挙を成し遂げたのだ。
北朝鮮のシンクロが国際舞台に姿を現して、4、5年ほどたった。北朝鮮は今年3月、シンガポールで行われたアジア水泳選手権でエースのワン・オクギョン(17)が2個の銅メダルを取るなど、恐るべき勢いで成長している。
毎年、金総書記の誕生日(2月16日)になれと、数百名の女子シンクロ選手が大型公演を繰り広げる。北朝鮮ではこれを「水中バレー模範修練」と呼んでいる。
来年の金総書記の65回目の誕生日を控え、180名の女子シンクロ選手が、「模範修練」のために猛練習中だという。北朝鮮の体育界のある高官は、「将軍様がお好きなので、多くの子供たちが水中バレーを学ぼうとしている」と伝えた。
現在、北朝鮮の成人シンクロチームは3つあり、選手は100人余りに上る。子供の有望株まで考慮すれば、底辺がしっかりしているわけだ。同日、試合後、ユ・ジェンエ北朝鮮シンクロコーチは、「練習の時より、はるかにまずかったです」と短く感想を述べた。
北朝鮮は、シンクロの発展のため、在日本朝鮮人総連合会(総連系)の在日同胞のエージェントを雇用し、シンクロ最強国のロシアのコーチまで招聘している。一方、昨年、選手が離脱するなど、トラブルを抱えた韓国のシンクロは、今大会のチーム種目には出場もできず、8日、デュエット種目にだけ金ミンジョン—チョ・ミョンギョン組が出場して4位に止まった。
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