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北朝鮮支援団体の疑惑、統一部が捜査依頼後に撤回

北朝鮮支援団体の疑惑、統一部が捜査依頼後に撤回

Posted December. 06, 2006 06:57,   

統一部が先月末、南北協力基金の申請書類を虚偽で作成し、基金の支援を受けた疑惑が持たれている対北朝鮮支援団体に対する捜査依頼書を検察に提出した後、撤回したことが5日確認された。

統一部と複数の対北朝鮮支援団体の関係者によると、A団体は昨年12月北朝鮮に送るための手押し車1万2000台を購入する名目で、手押し車の生産会社であるB社の通帳に4億7000万ウォンを振り込んで入金証を統一部に提出した後、4億7000万ウォン全額をそのまま引き出した疑惑が持たれている。

A団体は当時、手押し車の代金を支払うとし、B社から通帳と入出金に使う印鑑を渡され、保管していた。

統一部は、民間団体の募金額に比例して基金の支援額を決めるマッチングファンド方式によって入金証を根拠にA団体に基金2億4000万ウォンを支援した。この疑惑が事実なら、A団体は募金額を実際B社に支払ったように装い、基金を受けていたことになる。

A団体の主要関係者は東亜(トンア)日報の電話取材に応じ、「財政を担当する職員が自分の考えで4億7000万ウォンを通帳に振り込んでは引き出していたが、後で問題になり解雇された」と解明した。

検察によれば、統一部は先月29日、このような疑惑をまとめた捜査依頼書を最高検察庁に提出した後、同日中に撤回していた。

統一部内では検察の捜査で基金管理問題が表面化する場合、国会で審査中の来年の基金予算案が削減されることを憂慮した首脳部が、捜査依頼方針を撤回したのではないかという話が出ている。

統一部の関係者は、「実務レベルで調査をして捜査を依頼しようと思ったが、(首脳部から)A団体の釈明を追加調査する必要があると判断して方針を変えた」と話した。

A団体の主要関係者は「B社が手押し車を寄付することにしたため、それに比例して基金の支援を受けたことは問題ない」と主張したが、B社の社長は「寄付の話は全くなかったし、手押し車の代金も一部しか受け取っていない」と反論した。

A団体は、今年1月に手押し車1万2000台を北朝鮮に送っており、B社に手押し車の代金で南北協力基金2億4000万ウォンに募金額1億ウォン程度を加えて支払った。しかし、B社は手押し車の代金が6億ウォンを超えると主張している。

A団体は先月15日、B社の社長を虚偽事実流布などの疑いでソウル中央地検に告訴しており、B社は他社などもA団体から似たような被害を被ったとっみて、事例を集めている。



weappon@donga.com jefflee@donga.com