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「オピニオン」野遊会の国政監査

Posted October. 21, 2006 07:17,   

国会・農林海洋水産委員会(農海水委)所属の国会議員9人は、19日、野遊会に行ったような気分だっただろう。全州(チョンジュ)で山林庁の消防ヘリ3台に分乗して、セマングム防波堤へ飛んでいった。 山火事鎮火用のヘリは益山(イクサン)と原州(ウォンジュ)で差し出された。全州〜セマングム防波堤間は、自動車で1時間あれば移動できる距離だ。しかし、国政監査(国監)という「重い任務」を随行する議員たちなので、遠くからヘリを調達した模様だ。議員たちはセマングムで20分ぐらい関係者の説明を聞いて、韓国農村公社が準備した刺身とトックリイチゴ酒を吟味した。夜は再びヘリで全州へ戻って、晩餐を楽しんだ。その日、消防ヘリ3台の運航には約3000万ウォンの国民の税金がかかった。

◆国監期間の金曜日になると、済州島(チェジュド)には金バッチがあちこちで出没する。10月第3金曜日の昨日は、教育委員会、環境労働委員会、農海水委所属の与野党議員約40人が、「現場国監」のため済州島へ行った。来週の金曜日の27日には、行政自治委員会所属の議員が済州道庁と道警の国政監査のため、済州島へ行く。金曜日の1日「国監」を終えれば、「南国の週末」が待っている。

◆国会が行政部の政策執行を監査するのが国監だ。維新の時は、国政随行の足かせだという理由で国政監査権が廃止された。韓国第5共和国憲法も国政調査権だけは認めているが、1988年の第6共和国の憲法で復活された。「国監をやってみてこそ、金バッチの威力が分かる」と言われるほど、国監は議員の強力な権限を立証する機会に活用される。被監機関がもろい監査を受けるために、提供する接待に酔いつぶれた議員がトラブルを起こすのも頻繁なことだ。

◆米国の上院・下院議員たちは月曜日から金曜日まではワシントン、週末には地域区で主に活動する。ワシントンでの議員活動は1日の日程が10分か15分単位で隙間なく練られていて、受験生よりも忙しい。米国の議員はまさに専門的な職業政治家がほとんだ。ところが、韓国の議員様たちは国監を秋の野遊会に行くようにする場合が少なくないから、国民が議員たちを「特権を享受する閑良」ぐらいに思うのも無理な話ではない。

権順沢(クォン・スンテク)論説委員 maypole@donga.com