
「多様な作戦を駆使する。びっくり作戦もお目見えする」(現代・金在博監督)。
「向こうがびっくり作戦を使えば、うちはそのまま突き返してやる」(韓化・金寅植監督)。
プロ野球韓国シリーズに進むチケットをめぐって、プレーオフで対戦する韓化(ハンファ)—現代(ヒョンデ)の両監督が、1次戦を翌日に控えた12日、ソウル江南区道谷洞(カンナムグ・ドゴクドン)の野球会館で顔をあわせた。
▲監督のスタイルはチームのスタイル?〓金在博(キム・ジェバク)監督は言葉を慎んだ。ファンのため一言してほしいという要請にも「毎試合、最善を尽くす」という言論ばかり繰り返した。試合運営の方針を聞く質問は、「作戦と関係している部分は言えない」と言い切った。
一方の金寅植監督は「負担が大きい」と言った上で、「現代のような強いチームを相手にどうやって9勝9敗という薄氷の勝負をしたのか疑問だ」と言って、笑いを誘う余裕を見せた。
レギュラーシーズン2位の現代は、今季8球団の中で一番多い153の犠牲打を記録した。金在博監督の「絞り出しの野球」を一目で見れるところだ。一方、3位の韓化の犠牲打は68で、8球団の中でもっとも少ない。作戦より選手のことを信頼して任せた結果ということになる。
▲注目に値する選手は?〓現代の宋志晩(ソン・ジマン)は韓化戦で打率2割8分6厘に3本塁打9打点を上げ、李崇勇(イ・スンヨン)も打率2割6分9厘に1本塁打6打点7得点を記録した。現代の投手の中ではソン・スンラクが韓化戦で3勝し、平均自責2.54で強い面貌を見せた。1次戦の先発、ケラウェイも2勝1敗に平均自責1.50と良く投げた。
韓化の打者の中では、金泰均(キム・テギュン)が現代戦打率2割7分7厘に2本塁打をマークしている。準プレーオフ3試合で3割6分4厘の打率に3本塁打を記録した李杋浩(イ・ボムホ)と打率5割4分5厘を記録したコ・ドンジンの上昇ムードも恐ろしい。1次戦先発のムン・ドンファンの現代戦の成績は3勝1敗に平均自責2.86。しかし、ムン・ドンファンと韓化の「ワン・ツーパンチ」を担う怪物新人のリュ・ヒョンジンは1勝2敗に平均自責4.58と振るわなかった。
▲統計では現代が一枚上?〓朴盧俊(パク・ノジュン)SBS解説委員は、「今シーズン、両チームの対決成績は、9勝9敗で張り切っているが、エースが出た時に現代は上手く打ったが韓化のほうはそうでなかった。戦力では現代がやや上だが、韓化が水原(スウォン)での2試合のうち1勝だけを勝ち取ったら可能性はある思う」と、慎重な評価を出した。
昨年まで準プレーオフで2勝1敗をして、プレーオフに進んだチームはいずれも韓国シリーズ進出に失敗した。韓化としては喜ばしくない統計だ。しかし、短期戦の勝負は蓋を開ける前までは分からない。
現代・金在博監督の「作戦の野球」と韓化・金寅植監督の「信頼の野球」のどちらが笑うだろうか。勝負の分かれ目になる1次戦は13日午後6時、水原球場で行われる。
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