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11年ぶりのスクリーン復帰 全智賢「生っぽさを生かそうとした」

11年ぶりのスクリーン復帰 全智賢「生っぽさを生かそうとした」

Posted April. 07, 2026 09:02,   

Updated April. 07, 2026 09:02


「今回は特に多くを準備するというより、生っぽい感覚をそのまま生かして、鮮やかに伝えようと努めました」

俳優全智賢(チョン・ジヒョン、45)が、延尙昊(ヨン・サンホ)監督の新作「群体」で11年ぶりにスクリーンに復帰する。全氏は6日午前、ソウル龍山区(ヨンサング)の龍山アイパークモールで開かれた制作報告会で、「延監督の熱烈なファンとして、こうしてごあいさつできて本当にうれしい」とし、「久しぶりに映画で戻ってきてわくわくしている」と語った。前回出演した映画は2015年の「暗殺」だった。

来月公開予定の映画「群体」は、2016年に観客1000万人を動員した「新感染ファイナル・エクスプレス」と、2020年の「新感染半島 ファイナル・ステージ」へと世界観をつないできた延監督の「Kゾンビ」シリーズ。正体不明の感染事態で建物に孤立した生存者たちが、予測不能な形に進化する感染者に立ち向かい死闘を繰り広げる物語だ。

全氏は「群体」で、生命工学者で生存者グループのリーダー、クォン・セジョン役を演じる。全氏は「計算されたように見えないよう、現場の感覚をそのまま受けて演じた」とし、「久しぶりの映画出演で緊張もするが、期待に十分応えられる作品だと思う」と話した。

延氏は「ゾンビものは、社会が抱える潜在的な恐怖をあらわにするのに非常に優れたジャンルだ」とし、「超高速の情報共有によって人間の個別性が無力化されていることが、最近の私たちの社会における最大の恐怖のように思う。そこが映画の出発点だ」と説明した。続けて「群体」のゾンビについては、「感染者は初期には四つんばいで這い回るなど原始的で単純な姿を見せるが、個体数が増えるほど進化していく。その速度と方式は人間とは全く異なる」と明かした。

延氏は全氏の演技について、「幅広いスペクトラムを一作の中に圧縮して見せてくれた」とし、「シニカルで、いたずらっぽく、真剣な姿が凝縮されている」と評した。


キム・ドヨン記者 repokim@donga.com