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笑いの秘訣vs涙の種

Posted September. 14, 2006 06:57,   

●創業に失敗したチョン社長

銀行から退職して創業を準備していたチョン某氏(53)は、昨年10月、親戚から、「食堂をしたらよさそうな所に物件が出たけど、急いで契約しないと逃してしまう」という話を聞いた。

チョン氏がその店鋪へ行くと、「もう何人も見て行った」と言うので、その場で契約をした。

チョン氏は、「食べ物商売は失敗しない」という周りの話だけ聞いて、仁川市富平区(インチョンシ・プピョング)に三枚肉専門食堂を出した。

開業初期には、前の職場の仲間たちと友達、親戚が訪れてくれ、夕方からは空席がなかった。しかし、1ヵ月あまり経つと、お客はどんどん減り始めた。結局、経験もなく準備もない創業をし、4ヵ月で廃業してしまった。その間、退職金5000万ウォンを失った。

創業コンサルティング業者である(株)ダイン・コミュニケーションのアン・ビョンイク代表は、「試行錯誤を減らすためには、事業計画書を自分の手で直接作成しなければならない」と忠告した。

●創業に成功したオ院長

講義、受講生募集、講師渉外、塾車両運転、広報業務。

中国語と漢字専門塾である成均館(ソンギュングァン)教育院のオ・スンジュ院長(32)が04年11月創業してから1年間にしたことだ。

創業初期、受講生が6人に過ぎず、人件費を節約するためには自分がやるしかなかった。塾の運営経費を充当するため、他の塾で講義をするなど1日に13時間ずつ講義する強行軍を1年以上続けた。

大学で中国語と教育学を専攻したオ院長は、ソウル市「実戦創業スクール」を首席で卒業し、創業前の1年間は、中国語講師をしながら塾運営のノウハウをおぼえた。しかし、1年間は、中国語と漢字教育市場が活性化せず、受講生が増えなかったうえ、運営資金も足りなくて苦戦した。

塾が受講生たちをきめ細かく管理するという噂が広がり、受講生は140人あまりに増えた。1億5000万ウォンで創業して1年10ヵ月あまり経った今、月純収益は500万ウォン台に達する。

中小企業中央会小企業流通チームのヤン・オクソク課長は、「オ院長の事例は、創業に成功するために経営者が備えなければならない徳目が何かをよく示してくれる」と話した。

●成功と失敗を決めるのは何か

中小企業中央会は最近、創業コンサルティング専門家197人を対象で、創業の成功と失敗の要因を調査した。

創業コンサルティング専門家たちは、事業失敗の最大の要因として「準備期間の不足」(29.5%)をあげた。また、創業準備期間は最小6ヵ月は必要で、1年くらいなければ十分でないと助言した。

創業に失敗する経営者たちに共通にあらわれる資質(DNA)は、非合理性とその場しのぎの業務処理だった。

専門家たちは、創業に失敗する人たちを反面教師にし、創業以前に、「戦争シナリオ」のような緻密な事業計画を立てることを勧めた。

一方、創業に成功する経営者の資質を問う質問には、伝統的徳目である「誠実さと勤勉さ」(39.4%)を真っ先にあげた。次に、親切とほほ笑み(20.8%)、学ぼうとする姿勢(18.1%)、きめ細かさと合理性(7.8%)などの順だった。



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