
▲5.5mバーディーで2勝目、賞金100万ドル突破〓勝負は72ホールのレギュラーラウンドを終えた後も決まらず、延長3番ホールまで持ち込まれた。夕焼けが映え、18番ホール(パー5)のグリーンに上がる「スーパー・ピーナッツ」金美賢(キン・ミヒョン、29、KTF)の背後から影が差した。
1つしかない優勝カップに向かって、息の詰まるような接戦を繰り広げた彼女は、一瞬寂しさを感じた。300〜400人のギャラリーが、一斉に自分と一騎打ちの対決をしていたナタリー・ガルビス(23・米国)を連呼していたからだ。
ガルビスは、スターに飢えている米女子ゴルフ界で人気を博しているヒロイン。米国のゴルフファンは、ガルビスが自分たちのホームグラウンドを席巻している「コリアン勢」を下してほしいと、熱い応援戦を繰り広げた。
それでも金美賢は、全く動じなかった。3番目のショットをガルビスより2メートルさらに遠いピンの5.5メートルのところに落とした金美賢は、落ち着いてパットし、ボールは静かにホールカップに吸い込まれた。このバーディーパット一本でグリーンの周辺には沈黙が流れ、金美賢は勝利を確信したように、拳をギュッと握った。やる気を失ったようにガルビスの3.5メートルのバーディーパットは、ホールの右側を通り過ぎた。金美賢がとうとう今季2勝目を決める瞬間だった。
17日、米オハイオ州にあるハイランドメドーズGC(パー71)で閉幕した米女子ツアー(LPGA)「コーニングクラシック」。
金美賢は、第4ラウンドで6打を減らして最終合計18アンダー266でガルビスと並んだ後、3番目の延長戦で勝って優勝した。5月、ジーンクラブ&リゾートオープンに続いてシーズン2勝目に通算7勝。賞金18万ドルをもらってシーズン賞金100万ドルを突破し、4位(101万4724ドル)にジャンプした。
通算3番目でシーズン2勝を挙げた金美賢は、当時記録した生涯シーズン最高賞金記録(104万9993ドル)も塗り替えられるものと見られ、第2の全盛期を迎えている。
▲朴セリは4位、韓国勢合計9勝で新記録も確実〓韓国女子ゴルフはLPGAシーズン上半期の最後の大会でも優勝カップをゲットして、今季18大会で9勝を合作した。シーズン最多記録を立てた02年と早くもタイ。
金美賢は、前日共同首位だったガルビスに前半だけで5連続バーディーを奪われ、4打差でリードされ、優勝は厳しいようだった。しかし、8〜10番ホールの3連続バーディーで追いかけはじめ、02年プロデビュー後、123大会ぶりの初勝利を狙っていたガルビスが後半に入って1打も減らせずにいる間に、16番ホール、17番ホールの連続バーディーで、遂に肩を並べた。金美賢の通算延長戦成績は2勝3敗。
金美賢、ガルビスとチャンピオン組で優勝を争った今大会4回の優勝者の朴セリ(CJ)は惜しくも4位(16アンダー、268)にとどまった。
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