「行こう海外へ、欧州のビッグリーグへ」
06ドイツW杯が終わった後、予想通り「太極戦士」の欧州進出が関心事として浮上している。02韓日W杯で韓国が4強の快挙を成し遂げた後、朴智星(パク・チソン、25、マンチェスター・ユナイテッド)と 李栄杓(イ・ヨンピョ、29、トテナム・ホットスパー)がオランダのPSVアイントホーヘンを経て、イングランド・プレミアリーグに進出したように、ドイツW杯を足場に欧州に行こうとする選手が続々と現れている。
▲英 ガーディアン、「守備を引き付けるターゲットマン」〓何より、韓国はプレミアリーガーの朴智星と李栄杓、ドイツ・ブンデスリーガーの安貞桓(アン・ジョンファン、30、デュイスブルグ)、イングランド2部リーグの薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、27、ウルバーハンプトン)、トルコリーグの李乙容(イ・ウルヨン、トラブゾンシュポール)ら欧州派が今回のW杯で、海外遠征最高成績の1勝1分け1敗に大きく貢献したと評価されているため、太極戦士らの欧州進出はいつにも増して大きな関心を集めている。
特に、4年ごとに行われるW杯は選手がビッグリーグに進出できる絶好のチャンスだ。自国リーグを終えた世界各国の監督がW杯を観戦しながら、有望株を掘り出すからだ。今回のW杯が終わった後、海外で一番注目されている韓国選手は、曹宰榛(チョ・ジェジン、清水エスパルス、写真)だ。ゴールは決められなかったものの、ワントップとして守備を引き付け、ほかの攻撃手に機会を作り出す役割をきちんと行ったという評価だ。フランス戦で朴智星の同点ゴールもアシストした。英国の「ガーディアン」誌は、「プレミアリーグを魅了させた6人」に曹宰榛を選んだ。現在、オランダのNACブレダ、アヤクスなどが曹宰榛に関心を示している。しかし、曹宰榛はプレミアリーグへの進出を夢見ている。
▲安貞桓、李乙容、薛鐗鉉もビッグリーグで関心〓安貞桓もビッグリーグ関係者の関心を引くのに成功した。彼は先月13日、トーゴ戦で絵のようなシュートで決勝ゴールを入れた。現在、来季にプレミアリーグに昇格するレディングやジョブファードなどが安貞桓に関心を見せている。これらの球団は、安貞桓が既にイタリア・セリエAを経験しており、フランスとドイツでもプレーしたことがあって、イングランドでも早く適応できるものと見ている。
李乙容は、ウェストハムを含めて3、4つの球団で関心を見せており、薛鐗鉉もレディングで関心を見せるなど、主にプレミアリーグで太極戦士に関心を示している。
韓日W杯以後、スペインのレアル・ソシエダへ進出したが、Kリーグに復帰した李天秀(イ・チョンス、25、蔚山現代)も欧州への再進出への意志が強い。李天秀は、13日、トーゴとのGグループ、組別予選1次戦で、フリーキックの同点ゴールを決めて、欧州のスカウトらに強い印象を与えた。
金東進(キム・ドンジン、24)と李ホ(22)は、ディック・アドフォカート前監督に付いてロシアリーグのゼニト・サンクトペテルブルクへ移籍した。
一方、海外の選手も移籍したり移籍を準備したりしている。スイスのアレクサンデル・フレイ(ステード・ルネ)はフランスリーグからドイツ・ブンデスリーガーのボルシア・ドルトムントに移した。ドイツのストライカのミロスラフ・クローゼ(ヴェルダー・ブレーメン)は、マンチェスター・ユナイテッドとアスナル、イタリアのACミランなどから「ラブコール」を受けており、ポルトガルのクリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)は自分が直接スペインのレアル・マドリードに移籍すると宣言した。
yjongk@donga.com






