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5人の韓国人労働者がナイジェリアで拉致

Posted June. 08, 2006 03:01,   

ナイジェリアの大宇(テウ)建設の工事現場で働いていた韓国人労働者5人が、7日午前0時頃(現地時間)、現地の武装グループに拉致された。

外交通商部と大宇建設によると、大宇建設の金サンボム(45)課長を含む職員3人と、韓国ガス公社職員1人、韓国ガス技術公社職員1人は、ナイジェリアのニジェールデルタ地域のポート・ハーコート近くにあるコソン油田地帯のガス集荷海上施設で拉致された。

拉致者は当時、建物内の宿所で就寝中だった。

武装グループは、ボートに乗って施設に近づき、ロケット砲や銃を撃って、工事現場のボート6隻を使用不能にし、宿所から韓国人労働者5人と現地人1人を拉致した。

当時施設ではナイジェリア海軍13人が警備していたが、武装グループの攻撃を阻止できなかった。

外交部当局者は、「武装グループの正体を確認中だ。武装グループ側は、まだ拉致の理由や釈放条件を明らかにしていない」と述べた。

AP通信などの外信によると、ナイジェリア武装グループの「ニジェールデルタ解放運動(MEND)」は同日、「韓国人労働者5人を拉致した。同過程で交戦が発生し、ナイジェリア政府軍6人が死んだ」と主張した。

外交部は同日、ユ・ミョンファン第1次官を本部長とする国外テロ対策状況室を、ナイジェリア現地には李起東(イ・ギドン)駐ナイジェリア大使を本部長とする対策本部を構成し、釈放交渉の準備を始めた。



gun43@donga.com ddr@donga.com