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「フィギュアの妖精」金ヨンアの母親は影のコーチ

「フィギュアの妖精」金ヨンアの母親は影のコーチ

Posted March. 16, 2006 03:13,   

母親の朴ミヒ氏(48)は次女(16)の影のような存在だ。

「フィギュアの妖精」金ヨンアが世界ジュニアフィギュアスケーティング選手権で金メダルに輝き、錦を飾った。翌日の15日午前、朴氏は金ヨンアが今年入学した京畿道軍浦(キョンギド・グンポ)のスリ高校に娘と共に現われた。

金ヨンアが世界ジュニア舞台で金メダルを獲得できたのには、母親の「影の助力」が絶対的だった。幼いとき、冬なら家の近く、現在の昌慶宮(チャンギョングン)の池でフィギュアスケートを履いて氷の上を滑っていた朴氏は、結婚して軍浦に住んでから、スケートとは縁遠くなった。しかし、ヨンアが7歳のとき、家の近くにオープンした果川(クァチョン)室内リンクに家族と一緒に行ったことが、朴氏に以前の熱情を取り戻させ、才能を見せた次女ヨンアをフィギュアの世界へと導いた。

そのときから、ヨンアのそばにはいつも朴氏がいた。スケートの技術練習はコーチに任せたが、地上の体力トレーニングは朴氏が直接した。軍浦の家には朴氏が録画したフィギュア大会のテープが数十本もある。1500万ウォンもかかる2ヶ月間の海外練習、ヨンアが小学校3年生のときから毎年欠かさずに行かせたのも朴氏だった。大韓スケート競技連盟がそれを支援したのは、昨年の夏からだ。

金ヨンアは中学校1、2年生のとき、思春期を迎えてつらい時期を過ごした。「スケートがなんとなく嫌だったんです。それで母親ともよく争ったんです」。しかし、中学2年のとき、国際大会のグランプリ大会に初出場して優勝し、壁を乗り越えた。

朴氏は一瞬の動作を見て問題点を指摘できるほどの専門家になった。「約6、7年間見ていたら、ある瞬間フィギュアに対するすべてのものが理解できたんですよ」

母と娘は似ていながらも違う。161cmの身長で足の長い金ヨンアの体格は父親の金ヒョンソク(49、180cm)氏から受け継いだが、めったに緊張しない性格は母親に似ている。

同日の昼、母校の校長先生や京畿道教育庁の関係者らとの食事が終わる頃、朴氏は時計を見ながら、金ヨンアの練習を考えていた。「家に帰って基礎体力トレーニングをしなければなりません。ヨンアは3日間休んだんですよ」。この言葉に、金ヨンアは文句なしに立ち上がる。母と娘はすでに来シーズンの準備をしている。



kimsk@donga.com