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今日、アンゴラと評価戦 サッカー代表チーム

今日、アンゴラと評価戦 サッカー代表チーム

Posted March. 01, 2006 05:45,   

「おもしろい試合になるだろう。アンゴラは韓国のW杯相手のトーゴと間接比較できるチームだ。トーゴ戦に対するアイデアがたくさん得られるだろう」

韓国サッカー代表チームが1日午後8時、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)ソウルW杯競技場でアンゴラサッカー代表チームと評価戦を行う。ディック・アドフォカート監督はアンゴラ戦をトーゴ戦の模擬試験と位置づけた。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング60位のアンゴラは、地域予選で強豪のナイジェリアを退けて、今年初めてW杯本戦に進んだアフリカの新しい強豪。アンゴラは地域予選で組織力と粘り強さを見せたが、最近行われたアフリカ・ネーションズカップでは得点力の不足を示し、1ラウンドで脱落するなど振るわなかった。

▲予選で5ゴールを決めたアクワ、警戒対象1号〓アンゴラは「奇跡の男」と呼ばれるルイス・オリベイラ・ゴンサルベス氏が監督を務めている。ゴンサルベス監督はアフリカ青少年選手権大会優勝を導いた経歴があり、今回のW杯予選の途中、監督に就任して本戦進出を成し遂げた。

アンゴラで一番注目される選手は、主将のパブリセ・アクワ。アクワは予選で5ゴールを決めており、この5ゴールは全てチーム勝利に決定的な役割を果たした。このほか、予選で2ゴールを入れたプラビウも注目すべき選手。アンゴラチームの特徴としては、世界的に有数のスターはいないが、選手たちが多方面でバランスの取れた活躍をしていることが上げられる。

韓国は李栄杓(イ・ヨンピョ)や朴智星(パク・チソン)ら海外派が合流してアンゴラ戦に臨む。1ヵ月にわたった長期海外訓練を行いながら組織力を固めてきた従来の選手の間で、海外派の合流効果がどのように現われるか観察する重要な初試合になる。

李栄杓は左側ウィングバックで出場すると見られるが、朴智星はMFに出るか側面攻撃手に出るか試合当日決まる見通しだ。

▲朴智星、MFに起用される可能性〓アドフォカート監督は、「朴智星のポジションは一番良いところに決める」とし、試合前日まで具体的に明らかにしなかった。しかし、従来の攻撃手のコンディションが良いだけに、彼らの攻撃力をそのまま生かすことを勘案すれば、朴智星をMFに起用する可能性もある。

アドフォカート監督は、「アンゴラ戦で4—3—3を使う」と述べ、これまで集中してきたフォーバック守備とスリートップラインに大きな変化を与えないことを示唆した。従って、韓国は守備ラインに李栄杓が加わった金相植(キム・サンシク)、崔真迵(チェ・ジンチョル)、趙源煕(チョ・ウォンヒ)のフォーバック守備ラインと朴智星や李乙容(イ・ウルヨン)らが加わったMFラインが既存の国内派とどのようなシナジー効果が出せるかが関心の的になっている。



bluesky@donga.com