文化財の傷み具合を専門的に診断して補修・復元する「文化財総合病院」が2008年頃に設立される予定だ。
企画予算処は12日、現国立文化財研究所内にこのような機能を専門的に担当する文化財総合病院を新設するとして、新設工事費の20億ウォンを今年度予算に反映させたと発表した。
文化財総合病院の総事業費は215億ウォンで、建物は地下1階と地上4階、総2166坪の規模だ。
同病院は、△文化財の補修・復元、△復元技術の研究開発、△文化財の管理教育などの役割を担うことになる。
現在、毎年3万余件の遺物が出土し、100余件が新たに文化財として指定されているが、文化財を管理する専門家は13名に過ぎないため、これを補完するための処置とされる。
高麗(コリョ)王朝時代の忠穆王(チュンモクワン、第29代王、1337〜1348)の時に建てられた「敬天寺址(キョンチョンサジ)10層石塔」は環境汚染によって毀損してしまい、朝鮮(チョソン)王朝時代の睿宗(イェジョン、第8代王、1450〜1469)の時に作られた「洛山寺(ナクサンサ)銅鐘」は山火事によって流失してしまった。これらは、文化財管理体制に問題があったからではないかと予算処関係者は判断している。
文化財総合病院が設立されれば、年間0.3%水準である全体文化財に対する管理(補修・復元)対象文化財の比率が、大幅に増大されるものと見られている。
また、国家が個人所蔵の文化財を処理することも可能となる。
復元技術に関連した研究開発を進めて独自の保存技術を確保すれば、外国に保存技術使用料を支払う必要がなくなり、費用も節減できる。
予算処の徐丙鎡(ソ・ビョンフン)社会財政企画団長は、「文化財保存は時間と費用がかかる作業なので、民間が担当するには難しい分野だ」とし、「このような点を勘案し、国家の次元で補修・復元システムを備えることにした」と説明した。
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