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「愛は生のエンジン」…アンドレア・ボチェッリ氏電話インタビュー

「愛は生のエンジン」…アンドレア・ボチェッリ氏電話インタビュー

Posted February. 01, 2006 03:21,   

人々はイタリア出身のテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリ(48)を高く評価する。カシミヤ布団をかぶったような暖かい声、古いレコードのようなアナログ的感性、視覚障害を乗り越えた音楽的深み…。彼の音楽は単純な「ポップペラ」それ以上だ。彼が5枚目のポップアルバム『アモル』を24日、リリースする。アルバムの最終作業に追われているボチェッリと電話インタビューをした。

●愛は生のエンジン

「いつも『愛』と言えば、考えてきたのがまさに生の原動力、いわゆる『エンジン』でした。何をするにも愛があってこそ可能なのです」

2004年11月の『アンドレア』から1年3ヵ月ぶりにリリースされる今度のアルバムは、確かに彼が計画して作ったメガトン級だ。有名なプロデューサーのデイビッド・ポスターがアルバム全体のプロディユシングを担当しており、4人組みのフュージョンジャズグループ「フォープレイ」のナダン・イーストがベースを、ケニー・Gが収録曲「ミマンチ」でサクソホーンを演奏した。

「今度のアルバムは徹底的にポップ音楽で作ったんです。私はオペラや歌曲を歌うときと違って、ポップ音楽は『本能』に頼って歌います。もっと自由な魂を催すためです。どうしても前が見えないから、その部分にもっと気を使いました」

今度のアルバムは『ベサメ・ムーチョ』、『オータム・リーブス』など1920年代から1980年代にイタリア、フランスなどで人気を集めた曲をリメークしたアルバムだ。視覚障害者の黒人ミュージシャンであるスティーヴィー・ワンダーがハーモニカ演奏とバックコーラスをプレゼントしてくれた曲から、女性歌手クリスティ—ナ・アギレラとデュエットした曲などが収録され、14曲すべてがワタ飴を口にしたように柔らかくて甘い。

●音楽は私の生きる本能

12歳のとき、友達とサッカー中に頭にけがをして視力を失ってからすでに36年。しかし「障害」は、彼の人生の1%も占めていない。代わりに、99%を占める音楽のために努力した。サラ・ブライトマンと歌った『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』をはじめ、デビューアルバムとなった『ロマンツァ』で全世界を熱狂させ、1999年にリリースされた2枚目の『ソーニョ』が発売して初週にビルボードアルバムチャート4位になったのは、ポップ音楽界の「事件」だった。韓国でも彼の音楽が広告、テレビのバック音楽にインサートされて人気を集めた。

「私の声は確かに神様から頂いた贈り物です。しかし、生まれつきの才能でも、努力して発展させなければ。それこそが才能をくださった方への礼儀ではないでしょうか」

彼は「音楽は私を導いてくれる力であり、霊感を与えてくれる手段」としながら、「人々が私の音楽を聞いて喜ぶ姿が私にとっての喜びであり刺激」と話した。人々は彼を「人間勝利の歌手」と言う。彼は笑いながら話した。

「その褒め言葉はなんとなく負担ですね。ただ私の歌を聞いて感動を受ける人々や、私と一緒に歌う仲間のミュージシャンたちを見ることができず残念です」



bsism@donga.com