Go to contents

2005年の政界の言葉

Posted December. 24, 2005 03:00,   

한국어

政治家は、言葉がうまい。その言葉が良かれ悪しかれ…。2005年の1年間に、政界では、世間に話題を提供した言葉で溢れた。

政治家の言葉で、賞を与えるなら、ハンナラ党の李季振(イ・ゲジン)スポークスマンには「新人賞」を与えられるだろう。李議員は、「面白い政治に一助となる『笑弁人』時代を開きたい」と述べ、先月21日に党スポークスマンに就任して以来、多くの風変りな論評を述べた。今月7日、与党が、財経委法案審査小委で、総合不動産税法案を表決処理するや、『十里も行かずに足が痛くなるぼったくり』と描写した。

コメ交渉批准と関連して所信発言をしたヨルリン・ウリ党の鉠馹鉉(チョ・イルヒョン)議員には、『雄弁賞』を与えることができそうだ。鉠議員は先月23日、暴言が飛び交う国会本会議場で、「私は、農夫の息子だが、コメ交渉批准案は、処理すべきだ」と雄弁をふるった。

李海瓚(イ・ヘチャン)首相には、よく悪役に与えられる「助演男優賞」を与えても反対する人は多くないだろう。李首相は、国会での「野党議員面駁発言」のほかにも、5月には、「市・道知事の中には、大統領の器がいない」とし、「政治的に私は高段、孫鶴圭(ソン・ハクキュ)京畿道(キョンギド)知事はかなり下だ」と自画自賛していた。

その李首相と「天が定めた縁」と言われた盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、「主演男優賞」を与えられそうだ。盧大統領は、7月にハンナラ党との大連立論を掲げたのに続き、8月には「権力を投げ出すこともできる」と述べ、下野を連想させる発言をして政局を混乱させた。

ウリ党の柳時敏(ユ・シミン)議員は、連立論が盛んな時に、ハンナラ党の朴槿恵(パク・クンヘ)代表を「指導者の器だ」とほめたが、数日後には再びけなし、そうかと思うと「ウリ党が野党になれば、どうだといのか」とつかみ所のない発言をして、党内でも憎まれた。柳議員に対して、民主労働党の魯会燦(ノ・フェチャン)議員は、「ネットユーザーの間では人気が高いが、同僚議員の間では人気のない100メートル美人」と言った。さらに、ウリ党の金賢美(キム・ヒョンミ)議員は、「柳議員を支持する現役議員は、5人にもならない」と述べた。魯議員の評価を借りて、柳議員には「100メートル美人賞」を与えることができそうだ。

8月、「大統領は21世紀を歩んでいるが、国民はまだ、独裁時代から抜け出せていない」と言った趙己淑(チョ・ギスク)大統領広報首席秘書官に「龍飛御天歌賞」を与えたらどんな反応が出るだろうか。

大邱(テグ)爆弾酒事件の主役であるハンナラ党の朱盛英(チュ・ソンヨン)議員は、「爆弾酒は飲まなかったが、ビールグラスの中に入っていたウィスキーグラスを取って飲んだ事実はある」と説明した。朱議員には、「わけがわからない賞」を与えられそうだ。

孫鶴圭知事は、本紙の「ナデロ漫画」を引用して、「経済を放棄した大統領」という意味の「経放大」という新造語を流行させた。これを受けてウリ党側は、「経放大とは、京畿道が放棄した大統領候補(京放大)」と激しく応じた。孫知事は、「新造語流行賞」を受けられるだろう。



taewon_ha@donga.com tesomiom@donga.com