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金元基議長「バーシュボウ大使の対北発言は遺憾…」

金元基議長「バーシュボウ大使の対北発言は遺憾…」

Posted December. 16, 2005 08:34,   

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金元基(キム・ウォンギ、写真)国会議長は15日、公営放送KBS(韓国放送公社)ラジオの番組に出て「北朝鮮は犯罪政権(criminal regime)」とコメントしたバーシュボウ駐韓米大使について、「同氏の発言は度を越しているようで、遺憾に思える」と話した。

同日の発言は、立法府の首長である国会議長が実名を取りあげて、駐韓米国大使のコメントについて、真っ向から遺憾を表明したものであることから、今後、バーシュボウ大使の出方次第では、韓米間の外交的波紋が懸念される。

しかし、金議長は与党ヨルリン・ウリ党の金元雄(キム・ウォンウン)議員が提起したバーシュボウ大使の本国召還決議案問題については、「両党の間でも協議しなければならず、個人の意見としてはありうるが、その段階(召還)までは協議していない」と述べた。一方、産経新聞は同日、韓国政府がワシントンの大使館を通じて、米国務省デトラニ韓半島問題大使に「北朝鮮に対して『犯罪政権』云々することは、6カ国協議にとって何の利益にもならない発言だ」と指摘した、と報じた。

これについて米政府側は、韓国の北朝鮮への支援を支持する米政府の立場には変わりがなく、バーシュボウ駐韓米大使の発言は政府の訓令によるものではなく、個人の見解だと釈明した。これに先立つ14日、米国務省は「バーシュボウ大使の北朝鮮関連発言は、米国の政策を反映するもの」と明らかにしたことがある。



taewon_ha@donga.com hanscho@donga.com