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ファン・ヒテ、05KRA杯コリアオープン国際柔道大会で2連覇

ファン・ヒテ、05KRA杯コリアオープン国際柔道大会で2連覇

Posted December. 03, 2005 04:48,   

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「タンク上等兵」の別名をもつファン・ヒテ(27、国軍体育部隊)が、05KRA杯コリアオープン国際柔道大会(東亜日報社後援)で大会2連覇を達成した。ファン・ヒテは2日、済州(チェジュ)漢拏(ハルラ)体育館で行われた男子90キロ級決勝戦で、代表チーム後輩のチェ・チョン(20、韓国体育大学)を内股すかし一本で下し優勝した。

同日、ファン・ヒテは、腰、ひざ、指、足首など体中にテーピングをして試合に臨んだ。試合中にもひざまずいたまま技をかけるうちに、負傷が悪化し、足を引きずりながら歩いていた。しかし、彼は相手に攻め入るすきも与えず、相手に攻め込んだ

彼のユーモラスなもの言いも相変わらずだった。「柔道選手が、腰が大丈夫だというのは真っ赤なうそです。負傷があってこそ、より試合に集中できて、いい成績が残せるんです」。

昨年12月13日、尚武(サンム、国軍体育部隊)に入隊したファン・ヒテは、今月1日、上等兵に進級し、喜びもひとしお。

ファン・ヒテは、03年大阪世界選手権で番狂わせを演じて優勝し、韓国柔道の看板スターになったものの、04年アテネ五輪、今年カイロ選手権大会と、連続で苦杯を味わった。

「この大会での優勝でやっと自信を取り戻した」と言うファン・ヒテは、「これからは来年のドーハ・アジアカップと08年北京五輪の金メダルが目標だ」と話した。

「得意とする背負い投げが相手にばれて、もう近づいてきません。だから、近づかなくても投げつけられる技を開発しています」

女子52キロ級決勝では、金ギョンオク(22、龍仁大学)が中国のホフンメイを絞め技一本で下し、金メダルを獲得した。

男子81キロ級のソン・デナム(南揚州市役所)と90キロ級チェ・チョン(韓国体育大学)、100キロ級ユ・グァンソン(麗水市役所)、100キロ以上級朴ジュンヒョン(大邱市役所)、女子48キロ級李ソンア(韓国体育大会)はそれぞれ銀メダルを取った。

アテネ五輪銀メダリストのチャン・ソンホ(KRA)は、男子100キロ級2回戦で、日本の石井彗に敗れたが、敗者復活戦で銅メダルを取った。



jaeyuna@donga.com