Go to contents

李天秀、初のハット・トリック記録

Posted November. 28, 2005 05:44,   

한국어

「まさにワンマンショーそのものだった」

李天秀(イ・チョンス)は同日、ハット・トリックにアシスト(1)まで記録し、大活躍した。仁川(インチョン)の3万5000人余りのホームファンは、李天秀が相手チームの選手であるにもかかわらず、彼の活躍ぶりに見とれていた。

02年Kリーグ新人王に輝き、華やかにプロ舞台にデビューした李天秀は、03年7月、スペインの名門レアル・ソシエダドに移籍し、上昇ムードを続けた。しかし、ビックリーグに適応できず、スランプに陥って、今年8月、Kリーグに復帰した。

その時の復帰戦の相手が、まさに以前に所属していた仁川。李天秀は2度もゴールポストに当たるボールを蹴った後、平常心を失って審判に抗議したあげく、退場させられる不運も経験した。スペインでの長いスランプが国内でも続きそうな不吉な兆候だった。

当時の無念な気持ちを打ち明けたりもした李天秀は2日前、富川(ブチョン)SK練習球場でのチーム練習では、別途に設けた壁にフリーキックの練習までしながら、闘志を燃やした。

プレーオフでもチームの2ゴールをアシストし、チームの決勝進出を牽引した李天秀は、ディック・アドフォガート監督が見守る中で行われたチャンピオン決定戦で誰よりも華麗なプレーを繰り広げ、これまでの不振から完全に抜け出したことをアピールした。

李天秀は試合後、「生まれて初めてのハット・トリックが記録できて、とても嬉しい。これまで『キラー』のリストには名前を挙げられなかったが、これからは『キラー李天秀』と呼んでくれ。代表チームでも、どの選手と競っても主力をゲットする自信がある」と述べた。



jaeyuna@donga.com