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米保健長官、「死者数千人は確実」

Posted September. 06, 2005 07:13,   

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ハリケーン「カトリーナ」の最大被災地である米ルイジアナ州ニューオーリンズで疎開作戦が続いているなか、被災により数千人が死亡したという憶測が次第に現実のものになりつつある。

さらに、ミシシッピ州ビラック市で赤痢が発生したほか、浸水した他の地域でもウェストナイルウイルスやEコリバクテリアなどによる水因性伝染病の発生が懸念されている。

マイク・レビット米保健長官は4日のCNN放送に出演し、「この災害で亡くなった人の数が数千人にのぼるのは確実だ」と明確にした。米連邦政府の高官が死亡者数について言及したのはこれが初めてだ。

ニューオーリンズ市のレイ・ネーギン市長も「ニューオーリンズの人口は50万で、カトリーナの直撃前に市を出た人や避難施設に逃れている人の数から考えると、数千人が死亡した可能性が高い」と話した。

クレーグ・バンダワゴン海軍少将も「セント・ゲーブリアル・プリーズンのある遺体安置所だけで1000〜2000の遺体が収容されている」と確認した。

同日、ミシシッピ州では152人が、ニューオーリンズでは59人の死者が確認された。

各マスコミは住民疎開のための戸別訪問や遺体の収拾が行われており、死亡者数は急増するだろうと伝えている。

連邦災害管理庁によると、同日現在で10の州に設置された563の臨時避難所に計15万1409人の被災者が収容されている。

一方、強力な法秩序の回復に乗り出した警察は同日、ニューオーリンズで橋梁修復作業中の人に対し、先に銃を発射した身元不明の8人に射撃を加え、4人が死亡し1人がけがをした。



maypole@donga.com