ルーキー李ガナ、ホールインワン決め初優勝

「スーパールーキー」李ガナ（１８）が第１回ロードランドカップ毎経女子オープン（賞金総額２億ウォン）最終ラウンドで、幸運のホールインワンを決めて初優勝を達成した。

李ガナは４日、済州（チェジュ）ロードランドＧＣ（パー７２）で行われた最終３ラウンド１６番ホール（パー３・１５９ヤード）、７番アイアンでティーショットしたボールが、そのままカップに吸い込まれるホールインワンを決めた。おかげで１アンダー７１打をマークし、最終合計７アンダー２０９打で頂点に立った。

前日のラウンドから単独首位に浮上した李ガナは、１５番ホールまでに２打を失い、１打差の２位タイに順位を下げたが、奇蹟的なホールインワンで一気に１打差単独首位に復帰。１８番ホール（パー４）でバーディーを打って優勝を飾った。

昨年の２部ツアーでは５大会で１次大会（５位）をはじめ３度も「トップ１０」入りしており、今年は韓国女オープンで１３位、ＸＣＡＮＶＡＳ女子オープンで１４位など可能性を見せていたが、李ガナはアマチュア時代まで無名の選手だった。

李ガナは、今大会の優勝で優勝賞金３６００万ウォンとともにホールインワン副賞４８００万ウォンを獲得し、メルセデスベンツの乗用車も贈られる。

今年、全米女子オープン優勝者の金柱演（キム・ジュヨン、ＫＴＦ）とレークサイド女子オープン優勝者のチェ・ナヨン（ＳＫテレコム）は共に７アンダー６５打でコース記録を立てて５位タイ（４アンダー２１２打）まで追いつく粘り強さを見せ付けた。

一方全英女子オープン王者の張晶（チャン・ジョン、２５）は、後半だけで３打を失うなど１オーバー７３打と振るわず、１１位タイ（２アンダー２１４打）で大会を終えた。

ysahn@donga.com