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清渓川、自転車・インラインスケートは禁止

清渓川、自転車・インラインスケートは禁止

Posted August. 29, 2005 03:07,   

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ソウル市が清渓川(チョンゲチョン)での関連施設の損傷やごみ捨て、釣り、野宿などの行為に対して過料を適用しないことにし、10月1日の一般公開の開始に伴い、さまざまな不法行為が増えるものと懸念される。

ソウル市は同様の内容を盛り込んだ「ソウル清渓川利用条例案」を確定し、30日の市議会に上程する。

ソウル市は28日、「施設管理公団は過料の賦課なくしては清渓川の管理は困難だといっているが、まずは行政指導を行い、そのうえで問題が発生し続ければ、条例を見直す方針」であることを明らかにした。当初、ソウル市は過料を課する計画だった。

▲行政指導中心〓同条例案では、清渓川の散策路での△生ごみを捨てる行為、△事前の許可を受けていない団体の行事、△自転車やインラインスケートに乗る行為、△野宿行為などが認められていない。さらに、ペットに首輪をつけずに散策路に入ったり、排泄物の後始末をしなかったりした場合は散策路から退出させ、釣りや路上放尿などの場合でも散策路の利用が制限される。

同条例案は市議会常任委員会と本会議で可決になれば、10月1日予定の清渓川公開と同時に效力を持つことになる。

市の関係者は「清渓川の辺で釣りをしたり、体を洗ったりした場合は、秩序維持係員が取り締まりにあたるなどして、行政指導を中心に清渓川の管理を行う計画だ」と話した。

しかし、行政指導を行ったにもかかわらず、施設損傷などの不法行為が続く場合は、過料を課することを積極的に検討するという考えを示した。

▲施設損傷の恐れ〓ソウル市施設管理公団は不法行為に対し、過料を課さない場合、管理が難しくなることを懸念している。

一般公開の後、清渓川の散策路などの施設や周辺の文化財にホームレスは集まり、ごみの不法投棄が増える恐れがあるという。

95年ぶりに復元される広通橋(クァントンギョ)は国の重要文化財(仮指定)で、清渓川の散策路に隣接している。特に同橋の橋台(橋の両端を支える下部構造物)には、雲や唐草、神将の模様が刻まれており、市民に頻繁に触れられると、損なわれる恐れがある。

これについて、清渓川復元推進本部の関係者は「単に広通橋の橋台のレリーフを鑑賞したり触ったりすることでは問題にならない。ただ、拓本や損傷などに備えて管理対策を講じている」と話した。



beetlez@donga.com