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ブッシュ大統領「北朝鮮の核、民間利用も容認できない」

ブッシュ大統領「北朝鮮の核、民間利用も容認できない」

Posted August. 11, 2005 03:05,   

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ブッシュ米大統領は9日、「北朝鮮はウラン濃縮計画に対して真実を言わなかった」として北朝鮮の民間利用の核プログラムを容認しないとの見解を明らかにした。

ブッシュ大統領は同日、休暇を過ごしているテキサス州の私邸クロフォード牧場で補佐官たちと会議をした後、記者団から「イランには民需用の核プログラムを容認し、北朝鮮に対して容認しない理由は何か」との質問を受けて「北朝鮮は状況が違う」としてこのように述べた。

ブッシュ大統領は、韓国政府の対北朝鮮送電案について、「北朝鮮が核兵器を放棄し完全に透明性を維持して、国際社会に潜在的な核兵器プログラムを正確に監視できる能力があるならばかなり合理的な提案だ」と評価した。

また大統領は「イランと北朝鮮に対する戦略に多少の違いはあるが、基本的な概念と戦略は同じだ」とし、「多者外交を通じて核兵器開発の野望を放棄させ、核兵器拡散を防止することにわれわれが一致団結していることを理解させることだ」とつけ加えた。

一方、6カ国協議の米国首席代表のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は同日、北朝鮮核問題の妥結する見通しは不透明であるが、次回協議の再開前に双方の政府関係者が接触する可能性があると明らかにした。

ロイター通信によると、ヒル次官補は「北朝鮮との接触については、まだ言える段階ではないが、ある程度(の接触)行われるだろうと予想している」とし、「直接接触する価値があれば接触するだろう」と話した。

ヒル次官補は10日午前11時、ワシントン市内の外国記者センターで記者会見を開き、第4回6カ国協議について評価し、米政府の立場を説明する予定だ。



maypole@donga.com