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韓国女子サッカー、アジアの頂点に立つ

Posted August. 08, 2005 03:04,   

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韓国の女子サッカーが「希望」を打ち立てた。韓国は6日に行われたサッカーの05東アジア選手権・女子部最終戦で、日本に0—0で引き分け、優勝した。最終戦績2勝1分け(勝ち点7)で北朝鮮(2勝1敗、勝ち点6)、日本(2分け1敗、勝ち点2)、中国(1分け2敗、勝ち点1)を振り切り、優勝カップと賞金5万ドルを獲得した。

特に韓国は今大会3試合を無失点で守りきって、徹底した守備力を背景に4チーム中最多ゴール(3ゴール)を決め、アジア女子サッカーの強豪へと急浮上した。

何より世界ランキング26位の韓国が、世界8位の中国を2−0、世界7位の北朝鮮を1−0で連続して下したことは、世界上位クラスへと進出する可能性を見せてくれた。

彼女たちは、1990年に女子代表チームが発足して以来、北朝鮮、中国、日本はもちろん、台湾やタイにも大敗した過去のチームではなかった。韓国は03年、史上初めてワールドカップ本戦に出場し、05年アジアユース選手権では優勝するなど、引き続いて上昇曲線を描いている。

優勝の原動力としては、「女子チームの司令塔」アン・ジョングァン(39)監督の指導力が挙げられる。01年から女子チームを率いているアン監督は、今大会に向け、果敢な世代交代に踏み切った。チャ・ヨンヒ(19)、ハン・ソンイ(20、以上 驪州大学)、朴ウンジョン(19、イェソン女子高)ら、アジアユース選手権の優勝メンバー6人を代表チームに迎え入れ、03W杯メンバーのユ・ヨンシル(30、INIスチール)とソン・ジュヒ(28、同)らベテランとの「新旧の調和」を成し遂げた。また、強いチームと対戦しても動揺することがないよう、守備の安定を図った。今大会でそうした努力が実ったわけだ。

アン監督は、「短い準備期間にも関わらず、北朝鮮、日本、中国と対等な試合ができたことに満足している。韓国の女子サッカーが、以前より中国や日本などアジアのトップチームの実力に近づいていると思う」と話した。

一方、韓国の金ジョンミ(INIスチール)とユ・ヨンシルがそれぞれGK賞と守備賞を獲得し、北朝鮮のホ・スンヒは最優秀選手(MVP)に選ばれた。



yjongk@donga.com