Go to contents

斗山と三星、公取委が「隠し系列会社」の存在を調査

斗山と三星、公取委が「隠し系列会社」の存在を調査

Posted July. 25, 2005 03:04,   

한국어

資産2兆ウォン以上の相互出資が規制されている企業集団のうち、隠れた系列会社を保有しているものと疑われている33の大手企業グループの企業105社に対して、公正取引委員会が調査に乗り出した。

調査対象には、経営権を巡ってオーナー兄弟が攻防を繰り広げている斗山(トゥサン)と、いわゆる「Xファイル」事件の波紋に巻き込まれている三星(サムスン)も含まれている。

公取委は24日、隠し系列会社であるという疑いが持たれている105社に対して先月、書面調査の書類を発送しており、現在回収した書類を審査していると明らかにした。

105社が属している33の企業グループには三星、斗山のほかにも現代(ヒョンデ)自動車、LG、SK、GS、錦湖(クムホ)アジア、東部(トンブ)など財界の上位にランクされている大手企業グループが大挙含まれて入る。

特に斗山グループは、朴容旿(パク・ヨンホ)前会長側が検察に提出した嘆願書で、斗山の隠し系列会社だと主張した「ネブス」がすでに調査対象に含まれており、さらにもう一つの隠し系列会社と見られている「テメク」も疑われている。このため公取委は、同グループが調査を避けて通るのは難しいだろう、とみている。

公取委は、いったん今月中に書類審査を終えて、来月末から実態調査を開始する計画だ。

公取委は系列関係の存在が発覚した大手企業グループに対しては、関連企業を系列会社に正式に組み込むようにし、違反の度合いが軽い企業に対しては警告措置に止めるが、度合いが深刻な企業は検察に告発する方針だ。



changkim@donga.com