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「スマートフォン」どれがいい?

Posted July. 19, 2005 03:22,   

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●超高速インターネットVS移動通信サービス

パンテクがSKテレコム用に発表したスマートフォンには、KTが成功させた製品とは異なり「無線ラン」機能が搭載されていない。技術不足のためではなく、SKテレコムの要請で無線ラン機能を外したのだ。

SKテレコムが国内の無線ランサービスのトップ企業であるKTを意識して、わざと機能を外したのだと、関連業界では解釈している。

これまでKTは、移動通信網より価格が安いうえ速度も上をゆく無線ラン機能を核心機能としてアピールし、製品の販売に成功した。接続可能な地域に制限のある無線ランの短所も、系列会社であるKTFの移動通信網を活用して解決した。

インターネットを通じて無料で動画と資料をダウンロードできる無線ランは、移動通信会社の立場からすれば、莫大な情報利用料とデータ通話料の収入をそこなうサービスだ。したがって移動通信会社にとって、無線ラン機能は収益を生まない。

パンテクの李サンス常務は「SKテレコムが無線ラン機能は必要ないという意思を表明した」とし、「海外輸出向けのスマートフォンには無線ラン機能を追加するが、国内向けの製品には計画がない」と説明した。

KTFも表向きではKTとスマートフォン事業に協力しているが、これとは別途に、来年初頭の発売を目標に無線ラン機能が支援されないスマートフォンの開発を推進している。

●次はどんなスマートフォンが出るか

パンテクに続き、三星(サムスン)電子も来月、スマートフォンOSを使ったスライド型携帯電話「SPH−M600」を売り出す。この製品もSKテレコム用で、無線ラン機能はない。

三星電子は「KTに続き、SKテレコムやKTFなど通信事業者のスマートフォン需要が高いため、近く多様な新製品を開発する」と明らかにした。

LG電子もスマートフォン市場への進出を検討しており、パンテクは来年初頭にKTF用のスマートフォンを追加で売り出す計画だ。



sanhkim@donga.com