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企業のメセナ支援活発、企業イメージアップ目標

企業のメセナ支援活発、企業イメージアップ目標

Posted June. 29, 2005 06:01,   

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「文化芸術活動の支援で、企業のイメージを高めよう」

昨年、不況の中でも企業が文化芸術活動の活性化のため支援した金額が前年比13%近く増えている。

韓国メセナ協議会(会長権限代行、金・ヨンウォン)は28日、売上高基準上位500大企業を対象に昨年の文化芸術支援(メセナ)実績を調査したところ、157企業が2711件の事業に計1710億ウォンを支援したことを明らかにした。

これは1995年に韓国メセナ協議会が発足して以来最多金額で、03年(1517億ウォン)よりも12.7%(193億ウォン)増加したものだ。

●現代(ヒョンデ)重工業129億など、大企業支援活発

企業別には現代重工業が蔚山(ウルサン)にある現代芸術館で地域住民向けのさまざまな文化事業を企画するなど、昨年メセナ活動に129億ウォンを支援して一番多かった。続いて、大韓(テハン)生命が2位であり、SKテレコム、POSCO、韓国水資源公社の順となった。

金融会社のメセナ活動も目立った。上位20社のうち、大韓生命、教保(キョポ)生命、三星(サムスン)生命、ウリィ銀行、新韓(シンハン)銀行、光州(クァンジュ)銀行、ハナ銀行の7金融会社が含まれた。

上位10位以内に入ってこそいないが、ウリム建設(建設)、アジアナ航空(運輸)、第一(チェイル)毛織(衣類)、大象(テサン・食品)、斗山(トゥサン・飲料)、韓火(ハンファ・化学)などが該当業種でメセナ活動に向けた支出がもっとも多かった。

韓国メセナ協議会側は「03年と比べると、メセナ活動に参加した企業数はやや減っているが、全体金額は増えており、とりわけ大企業の積極的な参加が際立つ」と説明した。

しかし、現代重工業を除いた残りの企業の支援規模に対しては、メセナ協議会と該当企業がいずれも公開を拒否した。

●文化財団は三星、LG、錦湖(クムホ)の順位

昨年企業のメセナ支援額のうち、大企業が持っている文化財団が支援した金額が984億ウォンであり、文化財団から支出した金額を引けば726億ウォンとなる。

文化財団の中では三星文化財団(三星)が最多のものであり、次いでLG蓮庵(ヨンアム)文化財団(LG)、錦湖文化財団(錦湖アシアナ)、大山(テサン)文化財団(教保)、佳川(カチョン)文化財団(キル医療財団)の順となった。

外資系企業は、ルノー三星自動車などの5社が計12億ウォンをメセナ活動に支払い、国内企業よりずっと低かった。

韓国メセナ協議会側は、「企業が文化芸術支援を行う理由として32%が『企業のイメージアップ』を上げており、続いて社会貢献(25%)、文化界発展への寄与(18%)の順となった」と説明した。



yhchoi65@donga.com