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安相洙市長「北朝鮮との闇取引」めぐって議論

安相洙市長「北朝鮮との闇取引」めぐって議論

Posted June. 06, 2005 06:36,   

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仁川(インチョン)市の安相洙(アン・サンス)市長が最近、北朝鮮を訪問し、平壌(ピョンヤン)市とともに2014年のアジア大会を共同で誘致することを決めるなど6項目に合意する過程で、条件なしで39億ウォン(約4億円)相当の物的支援を行うことを約束したことが確認された。

先月30日から今月2日までの2日間の日程で、安市長とともに訪朝した仁川市幹部と仁川市議員らによると、安市長は北朝鮮側との交渉で、道路舗装用の建設資材(39億ウォン相当)を無償で供給すると約束したとのこと。

これと関連し、訪朝団のある人物は「9月1〜4日、仁川で開催されるアジア陸上選手権大会に、北朝鮮が200人余の選手団・応援団を派遣すると約束したことによって、広告収益など約100億ウォンの収入が見込まれる」とし、「仁川市が支援する建設資材は、正式な予算以外に大会を通じて得られる収益からも支出され、一種の『約束手形』のようなもの」と話した。

安市長は2日、訪朝の成果を説明する記者会見で「今回の合意過程で見返りにあたる支援は全くない」とし、「支援を行うとしても、政府や市の予算範囲内できちんとした承認の手続きを踏んだ後、行われるだろう」としていた。これについて、安市長の側近は「北朝鮮側との合意事項以外に、いかなる交渉内容も公表するのは困る」としながら、「アジア大会の共同誘致のため、いかなる形でも北朝鮮への支援は避けられないだろう」と話した。

一方、安市長は5日、ソウル江西区塩倉洞(カンソグ・ヨムチャンドン)にある野党ハンナラ党本部ビルで記者会見し「北朝鮮が韓国西海(ソヘ)上でとったワタリガニを仁川市が直接購入することにした」とし、訪朝の結果を追加公開した。安市長は、また「北朝鮮の有名な食堂『玉流館(オンニュグァン)』の支店も仁川に誘致することにした」と伝えた。



朴喜梯 min07@donga.com