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調べれば出てくる再建築不正

Posted June. 01, 2005 06:40,   

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ソウル市内マンションの再建築をめぐるロビー事件が相次いで摘発されている。

ソウル南部(ナムブ)警察署は31日、組合の公金を横領し、施工会社から賄ろを受け取った疑い(業務上の横領など)で、ソウル衿川区禿山洞(クムチョング・トクサンドン)にあるSマンション再建築組合長のカン(52)容疑者ら3人の逮捕状を請求した。さらに賄ろを供与した建設会社代表のヨン(48)容疑者を書類送検した。

組合長のカン容疑者と再建築推進委員長のユ(47)容疑者は03年5月、マンションの施工会社に選んだ見返りとして同社代表ヨン容疑者から、それぞれ3000万ウォン(約300万円)と4000万ウォンを受け取った容疑がもたれている。カン容疑者には、同年11月に組合員が集めておいた組合経費9260万ウォンを横領した嫌疑もかけられている。

組合の監査を務めるチョン(50)容疑者は03年7月、偽造領収書を作って、再建築分担金5000万ウォンを納付せずに横領した。チョン容疑者はさらに04年1月、組合長のカン容疑者を「施工会社から金を受け取った事実を暴露する」と脅迫し、ユ容疑者らとともにそれぞれ2360万ウォンと3000万ウォンを受け取った。

一方、ソウル江西区禾谷洞(カンソグ・ファゴクドン)にあるマンションの「再建築組合不正疑惑事件」を捜査中のソウル瑞草(ソチョ)警察署は31日、ソウル中央地裁から押収捜索令状を発給してもらい、組合員の銀行口座追跡に乗り出した。



金栽瑩 jaykim@donga.com