Go to contents

朴賛浩、100勝の大記録まで後2勝

Posted May. 24, 2005 03:26,   

한국어

摂氏37度の猛暑と1回無死1、2塁の危機、そして予期できなかった筋肉痛…。

朴賛浩(パク・チャンホ、32、テキサス)の前に障害物が相次いで現われたが、彼を倒すことはできなかった。

朴賛浩は23日、テキサス・アーリントンにあるホーム球場で行われたヒューストンとの試合で、7回までは無四球無失点で好投し、シーズン4勝(1敗)目を記録した。通算100勝の高地を踏むには、あと2試合が残っている。

104個の投球のうちストライクは70個。最高球速は151キロだった。無四球は今シーズン先発登板した9試合で初めて。5.32だった平均自責は4.61に下がった。

1回から危機がやってきた。先頭打者のオーランド・パルメイロとトッド・セルフに連続して右の安打を打たれ、無死1、2塁に追い込まれた。しかし、朴賛浩はクレイグ・ビジオを相手に132キロの変化球を投げて空振り三振を奪った後、ランス・バークマンとマイク・ラムをそれぞれゴロと左翼手前のフライボールで処理し、危機を乗り切った。

朴賛浩は3回もう一度連続安打で無視1、2塁の場面を迎えたが、次の打者を併殺で処理して胸をなで下ろした。

2—0でリードしていた7回では暑い天気による脱水症で太ももと尻と腰に筋肉けいれんが来た。しかし、応急処置を受けた後、再びマウンドに立ち、以後、投球パターンを速くして3人の打者を凡打で処理した。

テキサス打線はヒューストンの「エース」ロイ・オズウォルトの好投にさえぎられ、1回と6回に1点ずつ2点しか入れられなかったが、かわりに良好な守備で朴賛浩を援護した。

1回2死1、3塁の危機でマイク・ラムの安打性打球を左翼手のケヴィン・メンチが全力疾走した末にぎりぎりで取り、6回2死3塁の状況ではランス・バークマンが1、2塁の中間に飛ばした弾丸のような打球を1塁手のマーク・テイシェイラが捨て身で取った。

試合が終った後、ロッカーの前に集まった記者団に対して朴賛浩は、「危機があるたびに良い守備が出て元気が出た」と話した。暑さについては、「前日先発だったクリス・ヤングのアドバイスで試合前とイニングの間に水を飲んだのが大きく役立った。7回、筋肉のけいれんがあったが今は大丈夫だ」と答えた。

バック・ショーウォルター監督は、「球威がとても大胆だった。ファンの期待に応える印象的な投球だった」とほめた。



金晟圭 kimsk@donga.com