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国籍放棄者の親の名簿公開? 洪準杓議員の構想に疑問の声も

国籍放棄者の親の名簿公開? 洪準杓議員の構想に疑問の声も

Posted May. 18, 2005 22:24,   

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兵役の義務を終える前に韓国国籍を放棄することを禁止した国籍法改正案(洪準杓議員発議)を巡って、党の内外でこんな賛辞が出ている。久しぶりにハンナラ党が主要関心議題を先取りしたという。

しかし、洪準杓(ホ・ジュンピョ)議員が国籍放棄者に対して、在外同胞として行使できるすべての権利を認めないことを内容とする在外同胞法と高等教育法改正案を出して、国籍放棄者の親の名簿を公開する動きまで見せるや、「ポピュリズム(大衆迎合主義)の典型ではないか」という批判が出ている。

「魔女狩り」というIDを使うネットユーザーは18日、洪議員のホームページに「二重国籍者全員を、兵役を免れようとする破廉恥犯扱いするのは問題だ。会社の辞令で外国に2、3年滞在して(子ども生んで)帰ってくる場合も多い」と主張した。

ID「talktalk」のネットユーザーは、「国籍を捨てたことで、反逆者だと罵倒するのはやり過ぎだ」と主張し、「younger」のID使用者はハンナラ党ホームページに「外国にいると敵だと考える、井戸の中の蛙のような考え方では韓国に希望などない」と書いた。

ハンナラ党内部でも、一部の法曹人出身の議員が疑問を提起している。国籍法改正案の国会表決で棄権したというある初当選議員は、「改正案施行で善意の被害を受ける人々が違憲訴訟を提起することもあり得る」と言い、「憲法より上に『国民情緒法』というものがあって、公に問題を提起するのが難しい」と苦笑いした。

これに対して、洪議員は「義務を果たさないで、権利だけを享受しようとする発想が、それだけ根深いことを表す現象だ」として、「国籍放棄者の親の身元公開がプライバシー侵害につながるという主張は法的に妥当ではない」と一蹴した。



ddr@donga.com