韓国の国家競争力、６６ヵ国のうち２２位

産業政策研究院（ＩＰＳ）は９日、今年の韓国の国家競争力が、世界の主要６６ヵ国のうち第２２位になり、昨年の２５位から順位を３段階上げていると発表した。

同院は、この日発表した「ＩＰＳ国家競争力の報告書・２００５」でこのように分析し、「報告書が初めて発刊された０１年の２２位から０２年の２４位、０３年と０４年にそれぞれ２５位へと、続けて下落傾向にあったが、今回初めて上昇傾向に転じた」と付け加えた。

韓国の部門別の競争力を見てみると、企業家（１１位）、専門家（１７位）、市場需要条件（１８位）で上位にランク付け、インフラなど支援産業は２２位だった。半面、政治家・行政官僚（３２位）と経営条件（３２位）、労働者（６１位）、生産要素条件（５７位）では下位グループだった。

一方、世界最高の国家競争力を持っている国は米国で、カナダ、オランダがそれぞれ２位と３位だった。また、日本は１９位、中国は２４位だった。

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