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ロッテのソン・ミンハン、李デホが月間MVPに

ロッテのソン・ミンハン、李デホが月間MVPに

Posted May. 02, 2005 22:58,   

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前シーズンまで4年連続最下位だったことから、ロッテに付けられたニックネームは「晩年びり」。そのロッテが今シーズン、こんなに輝くとは誰も予想できなかった。先週、破竹の6連勝に、最近8試合で7勝(1敗)。2日現在、15勝10敗で単独3位。1位の三星(サムスン)とはわずか1.5試合の差だ。

その突風の中心的人物にソン・ミンハン(30)投手と李デホ(23)選手がいる。二人は2日、韓国野球委員会(KBO)が記者団投票で選定した4月の最優秀選手(MVP)投手と打者部門にそれぞれ選定された。月刊MVPは今シーズン新設された賞で、賞金は300万ウォン。

○再起の力投で第2の全盛期

ソン・ミンハン−李ヨンフン投手−ヨム・ジョンソク投手につながる先発陣と、中継ぎの李ジョンミン投手、抑えのノ・ジャンジン投手で組まれたロッテのマウンドは、チーム平均自責4.13で、三星(3.16)と斗山(トュサン、3.70)に続いて3位。この中、第1先発投手ソン・ミンハンがチーム上昇の起爆剤の役目をしている。今シーズン、5試合で4勝1敗、平均自責3.24で最多勝での1位タイ。

ソン・ミンハンは高麗(コリョ)大学時代から名声を上げ、プロ4年目だった00年には、チーム内最多勝(12勝7敗)、01年には15勝(6敗)で最多勝王に上がった投手。しかしその後、負傷でずっと振るわず、03年には2軍にまで墜落した。

救援投手として役割を変えてから、昨年下半期に仕上げに迎え入れられたノ・ジャンジンに押され、また先発に出てきて9勝2敗の平均自責2.73で、今年彼は第2の全盛期を走っている。

○晩年有望株から核心打者に

李デホに付けられた新しいニックネームは「解決者」。重要な勝負ごとにバットに火が点いたかのように振り回しているためだ。ヤン・サンムンロッテ監督は、「あまり欲張るな」とむしろ自制を頼むほどだ。

彼は01年、慶南(キョンナム)高を卒業してロッテに入団した当時には、巨大な図体から出るパワーバッティングで、「ロッテの未来」と言われながら期待されていた。しかし、4年間、通算打率2割5分8厘に止まり、有望株というタイトルに「晩年」という修飾語が付いた。

しかし今シーズン、彼は変わった。24試合に出場して打率は2割6分4厘でやや低めだが、5本塁打に28打点で、打点では単独1位。先月29日、LGとの試合は自分の存在をファンに印象付けた舞台だった。2塁打3本を打って7打点。

李デホは、「チームに役に立っているという事実だけでとても嬉しい。チームをベスト4入りさせるのが、今シーズンの目標」と語った。



kimsk@donga.com