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ロシア油田資料、鉄道公社が組織的に破棄

ロシア油田資料、鉄道公社が組織的に破棄

Posted April. 29, 2005 23:34,   

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「ロシア油田開発投資疑惑事件」を捜査中のソウル中央地検特別捜査第3部(部長・洪満杓)は29日、鉄道公社が検察の捜査に備えて、関連資料を組織的に破棄したことが確認されたと伝えた。検察関係者は「油田事業とは関連のない鉄道公社の本部長級幹部が、『組織を保護するため』関連書類などの隠ぺいを図った証拠を確保している」と話した。

これと関連、検察は前日に緊急逮捕した鉄道公社事業開発本部長・王煐龍(ワン・ヨンヨン)容疑者より職級が高い鉄道公社本部長を容疑者として召喚し、ファイル削除を指示した経緯と「上部」が介入しているのかなどについて取り調べた。検察は、特定犯罪加重処罰法上背任の疑いで、王容疑者の逮捕状を請求した。

検察は今週まで、王容疑者と不動産開発業者の全大月(チョン・デウォル、ハイアンド代表、逮捕)容疑者を取り調べた後、その捜査結果を土台に、来週明けには金世浩(キム・セホ)建設交通部次官、申光淳(シン・グァンスン)鉄道公社社長、朴商兆(パク・サンジョ)元鉄道財団カード事業本部長らを召喚する計画だ。



woogija@donga.com