Go to contents

三星電子の黄昌圭社長、米最高技術リーダー賞受賞

三星電子の黄昌圭社長、米最高技術リーダー賞受賞

Posted April. 27, 2005 23:20,   

한국어

三星(サムスン)電子半導体総括の黄昌圭(ファン・チャンギュ)社長が26日、外国人としては初めて、米国電子産業協会(EIA)の技術革新リーダー賞(The EIA Leadership in Technology and Innovation Award)を受賞した。

EIAは、黄社長が産業技術分野の難題に挑戦し、新技術を創造して先端半導体技術で新しい情報器機市場を新たに生み出すなど、世界電子産業を牽引してきたリーダーシップとして認め受賞者に選定したことを明らかにした。

EIAは、1952年から毎年米国の電子産業に寄与した米国人一人にこの賞を授与してきたが、今年初めて全世界企業人で対象を拡大した。

歴代受賞者の中には、HP社のカルリ・ピオリナ前会長、IBM社のトーマス・ワトソンJr.元会長などがいる。

三星電子がDラム技術革新と標準化を主導し、三星半導体の発展させた技術が、他の企業の経営方法に変革をもたらしたことが受賞の背景になった。

特に、黄社長が権威ある学会と学会誌に優秀論文を多数発表し、各種の講演と国際電子学会(IEEE)活動などを通じて、「半導体ビジョン」を伝えてきたことでも高い評価を受けた。

黄社長は同日昼、ワシントン市内のローナルド・レーガンビルで開かれた授賞式で「経済、文化、社会に劇的な変化をもたらすデジタル革命は半導体で可能になっており、半導体の速い発展がモバイルとデジタル社会への移転を繰り上げている」とし、「未来は予測されるのではなく創造される」と受賞の所感を明らかにした。

引き続き、黄社長は韓国特派員たちとの懇談会で、「韓国人は冒険心が強く動機付けがよくでき、忍耐と根気のような、情報技術(IT)産業に必要なすべての性格を持っている」とし、「今後とも韓国は世界のIT産業をリードすることができる」との自信感を打ち明けた。

デイブ・メカディーEIA会長は「三星電子の革新的な製品は米国のIT産業に大きく寄与しており、今度の受賞をきっかけに韓国と米国のIT協力史に新しい場が開かれることを期待する」と話した。

▲張永宙の祝賀演奏〓洪錫鍱(ホン・ソクヒョン)駐米大使とテキサス州出身のラマ・スミス(共和)、チャールズ・ゴンサレス(民主)下院議員など韓米両国の政・財界の関係者150人余りが参加した同日の授賞式で、天才バイオリニストの張永宙(チャン・ヨンジュ)さんが祝賀演奏をして人目を引いた。

クラシック音楽の愛好家である黄社長は「4年前にドイツのフランクフルトで飛行機に乗り換えたが、偶然前の席に座った張さんに会って、今はたまに電子メールで安否を交わしている」と話した。

黄社長は、海外旅行をよくする張さんが当時、米国、欧州、日本でそれぞれ使う携帯電話を3個も持っていることを見て「『Anycall』一つだけあれば良い」とし、全世界どこででもローミングをしないで直接通話することができる『ヨンジュホン』を作ってプレゼントしたと紹介した。

張さんがモリス・ラヴェルの演奏を終わらせると、出席者たちは一斉に起立して拍手を送った。



maypole@donga.com