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国民統合推進会議、盧政権の「中枢」に

Posted April. 24, 2005 23:01,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が携わった「国民統合推進会議」の会員らが、与党の政権中盤期実勢グループとして浮上している。今年に入って与党が実用重視の路線に転じながら、大統領府、ヨルリン・ウリ党などに布陣した国民統合推進会議出身の地位が強化された状況だ。与党内で野党との共存など柔軟な思考を強調する声の中心には彼らがいる。

国民統合推進会議は25日、1995年結成当時に代表を勤めた金元基(キム・ウォンギ)国会議長が、議長公館で夫婦同伴の夕食会を開く。

▲国民統合推進会議出身者の現在〓ウリ党では、李富栄(イ・ブヨン)前議長と柳寅泰(ユ・インテ)ソウル市党委員長及び元恵栄(ウォン・ヘヨン)政策委議長、李美卿(イ・ミギョン)常任中央委員、金富謙(キム・ブギョム)院内首席副代表、金元雄(キム・ウォンウン)議員らが国民統合推進会議の出身だ。

大統領府では、今年1月に任命された李康哲(イ・ガンチョル)大統領市民社会首席秘書官が国民統合推進会議の出身だ。金秉準(キム・ビョンジュン)大統領政策室長と李廷雨(イ・ジョンウ)大統領諮問政策企画委員長も国民統合推進会議と間接的に関係があるという。彼らは嶺南(ヨンナム)大学政治外交科の教授出身で、国民統合推進会議のメンバーだった故李寿仁(イ・スイン)前議員と学界時代、近かったことで知られている。

柳委員長は、盧大統領の政権就任後1年間、大統領政務首席秘書官を勤めており、今月初めにソウル市党委員長に選ばれた。

元議長は、2002年大統領選挙直後の国民統合推進会議の集まりで、盧大統領から「必ず長官にならなければならない人」と言われたほど盧大統領の信任が厚い。

李常任中央委員は国会文化観光委員長を勤めている3選議員で、金院内首席副代表はウリ党内40代の2選グループのリーダー格だ。

体育界の国民統合推進会議会員としては、今年2月に大韓体育会長に選出された金正吉(キム・ジョンギル)前ウリ党常任中央委員がいる。当時、体育会長には李衍沢(イ・ヨンテク)氏がほぼ内定される状況だったが、金氏の「国民統合推進会議同志」らが金氏を押し、終盤で覆されたとの噂が広がった。

また先月、檀国(タングク)大学理事長に選ばれた朴錫武(パク・ソクム)前議員も、国民統合推進会議出身だ。朴理事長は平民(ピョンミン)党と民主党の所属で、13代と14代の国会議員を勤めた。

この他に李哲(イ・チョル)、金洪信(キム・ホンシン)前議員も国民統合推進会議のメンバーだ。彼らは昨年の総選挙でウリ党候補として出馬して落選した。

▲国民統合推進会議の歴史〓1995年、金大中(キム・デジュン)前大統領が新政治国民会議を結成して、第1野党だった民主党が割れたとき、民主党に残った非党権派らの集まりだ。当時、国民統合推進会議の事務総長を故ジェ・ジョング前議員が勤めており、盧大統領は国民統合推進会議の常任執行委員だった。

国民統合推進会議の会員らは1996年の総選挙に、「地域統合」と「3金清算」を唱えて出馬したが、李富栄前議長とジェ前議員を除いて全員が落選した。その後、彼らはソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)で「夏炉冬扇(夏の火鉢、冬の団扇のように今は使われてないが後で重要な存在)」という食堂を共同運営しながら、疎外感をなぐさめた。彼らは後に国民会議とハンナラ党に割れたが、2002年大統領選挙を前後にまた民主党に集まった。



gun43@donga.com