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北朝鮮急変事態対応の韓米作戦計画 作成に韓国側が「待った」

北朝鮮急変事態対応の韓米作戦計画 作成に韓国側が「待った」

Posted April. 15, 2005 23:04,   

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韓米連合軍司令部(CFC)が北朝鮮の急変事態に備えた軍事的な対処シナリオを盛り込んだ作戦計画(OPLAN)5029を樹立しようとしたが、国家安全保障会議(NSC)が待ったをかけていたことが15日明らかになった。

NSCは、同日発表した報道資料で「昨年末、韓米連合軍司令部が作戦計画5029を樹立しているという内容の報告を受けて、関係省庁と協議した結果、今年1月初め、作戦計画樹立の中止を国防部に指示した」と明らかにした。作戦計画5029に盛り込まれるいろいろな内容が、大韓民国の主権行使に重大な制約として作用しかねない、という判断を下したと、NSCは説明した。

在韓米軍は、北朝鮮に急変事態が発生すれば、韓半島の安保に危機を招きかねないため、事前の軍事対策が必要であるという立場を堅持しているもようだ。

軍事機密である作戦計画5029は、北朝鮮内部の騒動や政権崩壊、大量の脱北事態などが発生した場合、それに対応した韓米連合軍の段階別の軍事的な措置を盛り込んでいるとされる。



ysh1005@donga.com