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第6戦の行方は二人がカギ TG金ジュソンとKCCチョ・ソンウォン

第6戦の行方は二人がカギ TG金ジュソンとKCCチョ・ソンウォン

Posted April. 15, 2005 23:17,   

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「勝利は俺たちの手にある」

2004〜2005エニコール・バスケットボールチャンピオン決定戦(7戦4勝方式)で3勝2敗と優位に立っているTG三宝(サンボ)と、追い上げるKCC。

17日、原州(ウォンジュ)での第6戦を控えている両チームの「キープレイヤー」は、TG金ジュソン(26)とKCCのチョ・ソンウォン(34)。二人は、いずれもチーム勝利のカギを握っている点で似ている。金ジュソンが波に乗るときはTGが勝ち、チョ・ソンウォンのプレーが冴える日はKCCが勝つ。

右足首の故障が十分に回復していず、腫れと痛みが残っている金ジュソンは15日、「試合に全力投球するだけだ。痛みが残っているけど、コートに出れば痛みも忘れてしまう」と闘志を燃やした。全州(チョンジュ)から原州に移動したチョ・ソンウォンは「第6戦で終えるというのは、TGの思い込みに過ぎない。われわれは最初から第7戦まで行くことを覚悟していた」と返した。

第5戦までの試合で証明されたように、第6戦でも二人の活躍ぶりで勝負が分かれるのは百も承知。

205cmの身長を持つ金ジュソンは、TGの高さを代表する。180cmのチョ・ソンウォンは、身長は低いが外郭シュートが正確で速い。二人の持ち味は、今回のチャンピオン決定戦で両チームのカラーを端的に表した。

TGは金ジュソンが10個以上のリバウンドを取った第1、第2戦をものにしたが、5個と2個のリバウンドしか取れなかった第3、第4戦ではいずれも敗北した。一方、第1、第2戦で13得点と12得点をしたチョ・ソンウォンは、第3、第4戦では27得点と18得点をいう迫力たっぷりの得点力を発揮し、勝負の解決屋の役目を全うした。二人をどう封じ込めるかが、勝敗に直結していることを物語る。

第6戦を控えた金ジュソンは「内と外で頻繁に動けば、自分とチームにより多くのチャンスが訪れるだろう」と言い、体力戦で挑む考えをほのめかした。これに対してチョ・ソンウォンは「第3、4クォーターに起用され、後半のヤマ場でシューターの役割を任されている。シュート成功率を高めるために、集中力を強化することに焦点をあてている」と話した。

2002〜2003シーズンの新人賞と2003〜2004シーズンの最優秀選手(MVP)を獲得している金ジュソンと、チャンピオン決定戦に35回出場し、同部門最多記録を書き続けているチョ・ソンウォン。第6戦の勝敗も二人のプレーにかかっている。



bluesky@donga.com