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盧大統領、ドイツの過去史清算努力を評価

盧大統領、ドイツの過去史清算努力を評価

Posted April. 13, 2005 23:09,   

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ドイツを国賓訪問している盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は13日午後(現地時間)、ベルリン首相公館でゲアハルト・シュレーダー首相と首脳会談を行った。

同日の会談で盧大統領は、第2次世界大戦後の徹底的な過去史清算を通じて欧州連合(EU)の中心国家に生まれかわったドイツの努力を評価しており、シュレーダー首相は北朝鮮の核問題の平和的解決原則と対北朝鮮和解・平和政策を積極的に支持すると明らかにした。

特にシュレーダー首相は、北朝鮮の改革開放を促進するために、ドイツが建設的な役割を果たしたい意向を示したと見られる。

会談で、ドイツの国連安全保障理事会・常任理事国進出問題に関する対話があったかは明らかでない。しかし、盧大統領に随行している大統領府の高官は、記者団に対して「盧大統領は、ドイツは常任理事国に進出するに値する十分な資格があると考えている」とし、「しかし日本の常任理事国進出問題に対しては一切言及がない」と伝えた。

また、両首脳はドイツ統一後、内部統合とEU統合過程でのドイツの経験が、韓半島の統一過程と北東アジア時代の構想に重要な示唆を与えるということで意見の一致を見た。

両首脳は、昨年の両国間の交易規模が168億ドルに急増したことを肯定的に評価し、近いうちに交易規模200億ドル達成に向けて交易・投資の拡大を図り、△情報技術(IT)△中小企業△産業技術3分野の協力を強化することにした。会談で盧大統領は、シュレーダー首相の韓国訪問を要請したが、シュレーダー首相はこれを受諾した。

盧大統領は会談を終えた後、特別機でベルリンのテーゲル空港を発ち、ドイツの金融交通中心都市であるフランクフルトに到着した。



jnghn@donga.com