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北朝鮮人権決議案、国連人権委に上程へ

Posted April. 12, 2005 23:26,   

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欧州連合(EU)と日本が主導している3回目の北朝鮮人権決議案が、11日、第61回国連人権委員会の議題に正式に上程された。今回の決議案は、昨年より3カ国が増えた45カ国が共同発議したとの点と、日本が例年とは異なり、草案作りの段階から主導的に参加したとの点が、特徴だ。

決議案は△昨年任命した北朝鮮人権特別報告官の任期を延長し△北朝鮮側の態度変化を導き出すため、国連総会と国連人権高等弁務官事務所(UNHCHR)をはじめ国連傘下の諸機関が多様な角度から、同問題を取りあつかうことを促す内容などを盛っている。決議案は、また、北朝鮮に拉致(らち)された日本人被害者問題の早期解決を促す内容を具体的に盛っていることから、北朝鮮が反発するものとみられる。

また、EUをはじめ共同発議を行なった各国は、中国などによって強制送還された脱北者への拷問と死刑など非人間的な処遇について、憂慮の意を示した。決議案は15日、票決にかけられる予定だ。韓国は、03年の決議案採択時には票決に参加しておらず、昨年の決議案では棄権している。



gold@donga.com